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指示を待ってしまう。自分から動いてくれない...

指示を待ってしまう。自分から動いてくれない...

最終更新:2023.03.31

記事の目次

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記事の執筆者

臨床発達心理士です。
現場での支援員として働き、6年になります。

市の発達支援センターで療育をしていました。
自閉症(ASD)の方を対象とした生活介護で働いています。
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声かけのシーン(背景・導入)

なかなか自分で動かない。声をかけられるのを待っている。本人に特性があるのかもしれませんが、周りの環境もそうさせている要因のひとつです。また、言われたら動いてくれるからと、小さいうちは問題視されないことも多いです。



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今は○○する時間だね
1.指示待ち
 ASD特性が強く出ている子にしばしばみられます。ただ、指示を待ってしまうこと自体は特性ではなく、特性からくる彼らの行動に対して、私たちが代わりにやってあげたり、先回りしてやってしまうことにあります。特性と環境の二つの相互作用によって、指示を待つように学習させてしまっている可能性があります。

2.どうすればよいか
 個々に特性の出方が違うので、答えがあるわけではありませんが、まず環境面で変えられそうなところはないか考えることができます。例えば、自分で決めたり選んだりする機会を減らしてしまっていないか、生活を振り返ってみると、意外とこちらで決めてしまっていることも多いのではないでしょうか。毎回こちらで決めてしまうと、選んでもらうものだと学習してしまいます。また、コミュニケーションが苦手な場合は、周りが解釈してやってあげたりすることも多いかもしれません。

3.例えばこんな時
 ズバリ、指示待ちの状態を作りやすい時は、私たちが急かしてしまう時!玄関で靴を履きかえる時、一瞬止まってたからと靴を指差したり、靴履きなさいと声をかけていませんか?私たちにとっては急いでもらうために行っていますが、特性が強い場合は、それを合図に動くようになるため、合図があるまで動かなくなってしまうことがあります。

4.応用(特性など)
 以上から、本人を取り巻く生活環境を見直し、自分で選ぶ・決める経験が減っていないかを確認することと、先回りしすぎないで本人の自発を”待つ”ことが重要かと思います。”待つ”ということは意外と難しく、根気も必要になってきます。
 いくら待っても自発が出てこないこともあります。待つ時間をある程度は決めておき、これ以上待てないところまで来たら、今何をするのかをその子がわかる方法(ことば・指差し・実物など)で教えてあげましょう。そして次からは教えるタイミングを遅くしていき、本人が自発的に動くことを手伝います。

臨床発達心理士です。
現場での支援員として働き、6年になります。

市の発達支援センターで療育をしていました。
自閉症(ASD)の方を対象とした生活介護で働いています。

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