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【見通し】新しい習慣のスタート! 新習慣はENDマークをつけて一つずつ【行動のパッケージ化】
記事の目次
記事の執筆者
声かけのシーン(背景・導入)
生活習慣が変化する時期に合わせて、手順を確認して、準備上手になりましょう。
「朝の準備が苦手でうごかない」
「一つの作業が終わらないうちに違うことを始めてしまう」
「集中力が続かなくて、途中でぼーっとしてしまう」
ご相談いただく内容は、我が家でも悩まされる事柄ばかりです。
「おわった」と勝手に思い込んでいることもありますよね。
●まず、試してもらいたいのは「行動のパッケージ化」です。
朝はやることが多すぎて、一度にたくさんのことを言われるとパンクしてしまう子もいます。家から出るまでがとても遠く感じられるのです。
そこで、行動を細かく区切って、何をしたらおわりになるかを決めていきます。
【例】
・顔を洗う→タオルを洗濯機に入れたら、おしまい。
・歯を磨く→歯ブラシを戻したら、おしまい。
・朝ごはん→食器をシンクに置いたら、おしまい。
無限に続いているように感じられる「やらなければならないこと」に区切りが出来ると、その都度達成感を味わえます。
一つのことに集中するのが苦手なお子さんにも、おすすめの方法です。
朝の準備、全部は難しくても、おわりの見えている行動パッケージの中でなら、頑張れるお子さんは多いです。
●新しい習慣は「少しずつ増やしていく」ことが大切です。
習慣や集中力は筋トレと似ています。いきなり全部は出来るようになりません。
最初は一つの行動から、出来るようになったら、定着した行動に続けて新しい習慣を追加します。
なるべく同じ順番で繰り返し、あまり意識しないで行動できるようになったら大成功ですね!
今のうちに、少しずつ導入していきましょう!
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こんな「声かけ」がおすすめ!
「顔を洗う」のリストを練習します。
「そでをめくって、顔を洗って、タオルでふくよ」
子「そんなの、できるよ! いつもやってるもん」
「そうだよね。でもね小学生の兄さんはそれじゃおわらないんだよ。タオルを洗濯機に入れられたらカンペキ。できそう?」
子「かんたん、かんたん!」
新しい習慣が定着してきたら、次は歯磨きの新習慣も追加していきます。
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