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能力がアンバランスな子に対して注目すべきこと(才能の引き出し方)
声かけのシーン(背景・導入)
「うちの子は、ほかの子よりも言葉の発達が遅れている…。」「協調性がない…。」などなど、子供と向き合う時に、発達が遅れているところばかりに目が行っていないでしょうか?
確かに、他の子よりもある能力が極端に低い子はいます(私の息子も理解力と言語能力がそうです。)。
一方、そういった子は、ある能力が極端に低い分、ほかの能力が極端に高い傾向にあります(ADHD等の発達障害を持つ子も、特定の分野における才能が極端に高いということをよく耳にするでしょう。)。
他の子供と比較して発達の遅れが気になる子に対しては、「長所を見つけてあげて、それをしっかりと伸ばしてあげる」ことで、できることを増やしてあげ、自己肯定感や自信につなげてあげることが大事です。
また、子供が自分の能力不足で「自分はできない子」だと劣等感を抱かないようにフォローしてあげることも重要です。
我が子の能力の発達がアンバランスなこともあり、日々、子供との接し方は試行錯誤の連続ですが、上記の考え方をもとに実践している内容を紹介します。
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【概要】
1 長所を把握し、子供が望む限り没頭させ、褒める。
2 短所を把握し、子供が劣等感を抱かないための優しい声かけを行う。
【ポイント】
1 子供が没頭していることに親も積極的に参加→子供がどんなことを考えているのか、やっているのかを把握→具体性を持って褒める「NG:すごいね!等の抽象的表現」
2 子供の短所に対しては基本的に怒らず、共感する気持ちを持って接する。
【会話例】(息子:理解力・言語能力が低い一方、記憶力が高く、地図に強い興味を示している)
●長所を伸ばしてあげるシーン
子「スマホ貸して。地図が見たい。」
親「じゃあ、30分貸してあげるね。」
(スマホの地図アプリを操作する子供と一緒に)
親「今、何見ているの?」
子「新潟県の〇〇インターチェンジだよ。この前、テレビに出ていたところだよ。」
親「よく覚えているね、すごい記憶力!じゃあ、新潟県は何が有名か知っている?」
子「お米が有名だよ!あと、トキ!」
親「トキが有名なの!?パパ、知らなかった!博士じゃん!!」
子「すごいでしょ!!」
●短所をフォローしてあげるシーン(上記の状況の続き)
親「もう、30分たったよ。スマホ終わりね。」
子「えー。なんで。もっと見たい!!」
親「最初に30分だけってお約束したでしょ。」
子「いやだ、まだ見たい!!」
親「見たいのはわかるよ。でもね、お約束を守ることも大事じゃない?パパとかお友達がお約束守ってくれなかったらどう思う?」
子「嫌だ。」
親「そうだよね。じゃあ今日は、終わりにしよう。その代わり、また明日、スマホ貸してあげるね。お約束。」
子「わかった、約束だよ!」
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