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【声かけ】チック症状のある子どもへの、自己肯定感を意識したサポートの仕方
声かけのシーン(背景・導入)
子どもにチック症状が出たとき、「このまま治らなかったらどうしよう」と不安になると思います。
あやまった声かけをしてしまうと、子どもは自信をなくし、自己肯定感を育めなくなってしまいます。
ママパパは子どもにとっての1番の味方として、サポートしていきましょう。
チックはわざとではない瞬発的な動きや声のことで、全身に起こります。
運動チックの例
・目をパチパチする
・肩や腕をピクッとする
音声チックの例
・風邪じゃないのに咳払いや鼻をすする
・「ン」や「ウ」と声を出す
大脳の不調に要因があると考えられていますが、リラックスしている時に出やすいお子さんもいますし、緊張している時に出やすいお子さんもいます。
公共の場で発せられる奇妙な動きや音声は、チックを制御できない本人にとって大変つらいものです。
そんなとき、
「そのピクンってなるのやめなさい」
「またチック出てるよ、恥ずかしいよ」
「どうしてピクンってするの?」
なんてママパパに声をかけられたら…。
子どもは困惑し、大きく傷付きます。
どのように声をかけると良いのか、みていきましょう。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
「疲れてなぁい?休憩しよっか♪」
「ドキドキしてきたね!楽しみだね!」
「なにかしてほしいことある?」
「大丈夫、そばにいるよ」
「あなたのこと大好きよ」
「そのままでいいんだよ」
など、状況に合わせて穏やかに声をかけてあげてください。
多くの当事者は、さりげなく無視してほしい、指摘しないでほしい、普通に接してほしい、と強く願っています。
ママパパがチックに気づいたら、とにかく気にしないであげることが1番です。
チックで困ったり嫌な思いをするのは子ども自身ですから、ママパパは決して指摘・注意はせず、「チックがあっても自分はこれでいいんだ」と感じられるような声掛けをしてあげてください。
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