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水性ペン・マーカーを使った「にじみ絵」遊びのやり方・ねらい
記事の目次
サマリー
この記事では、水性ペンと画用紙を使って製作する「にじみ絵」のやり方を紹介しています。「にじみ絵」は紙上で色と水と組み合わせることにより色が広がり、美しい色彩の変化を楽しむアート活動です。
絵の具ではなく水性ペンを使うメリットとして、手軽さと清潔さが挙げられます。
絵の具に比べて準備や後片付けが簡単で、水だけで綺麗ににじみを作ることができます。
また、水性ペンは色の出が均一で扱いやすく、子どもたちでも安心して使うことができるため、未就学児など、小さな子どもも自由に楽しむことができます。
記事の執筆者
水性ペン「にじみ絵」あそびのねらい
色彩感覚
「にじみ絵」あそびを通じて、子どもたちは水が紙に触れた瞬間の、色が広がり混ざり合う様子を楽しむことが出来ます。
この経験を通じて、子どもたちの色彩感覚を豊かにし、創造的な表現の楽しさを知る機会になります。
巧緻性・手先の器用さ
「にじみ絵」あそびでは、スポイト等を使って水を紙の上に一滴ずつ落とします。
この活動は、子どもたちの細かな運動スキルを養うのに役立ちます。
指先を使ってスポイト等を操作することは、手の筋肉や、より繊細な手の動きをを必要とするため、それらの運動のトレーニングになります。
原因と結果の関係
水性ペンの色がにじむ様子を見ることで、子どもたちは原因と結果の関係に触れることができます。
水の量によって色の広がり方が変わるため、物事の結果を予測する力も育つことでしょう。
これは科学的思考能力の基礎を築くのにも有効です。
創造力・創造力
「にじみ絵」は創造力と想像力も刺激します。
色が混ざりあって、そのたびに新しい色の発見があります。
子どもたちは自分の思い通りにならない色の変化を受け入れながら、新しい形やイメージを思い描くことを学んでいきます。
このように、「にじみ絵」あそびは単に色を楽しむだけでなく、感覚的、技術的なスキルを総合的に育む教育的な活動です。
子どもたちにとっては、遊びながら自然に学び、成長する絶好の機会となります。
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水性ペン「にじみ絵」あそびと声かけ
例えば、
「どんな色が出るかな?」
と問いかけてみましょう。
また、子どもがスポイトを使って水を垂らす際には、
「もっと水を足してみると、どうなるかな?」
「どうやったら水を少しずつ垂らせるかな」
と励まし、色の変化を一緒に予想することができます。
さらに、色が混ざり合う様子を観察しながら、
「この色とこの色を混ぜたら、どんな色になると思う?」
というように、子どもの想像力を刺激する質問を投げかけると良いでしょう。
材料:
水性ペン
スポイト
画用紙
水を入れておく容器
あそびかた・作り方
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