子どもへの声かけレシピ集
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不満が多い、文句ばかり言う子どもにはどう声かけすればいい?
最終更新:2024.09.11
記事の目次
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声かけのシーン(背景・導入)
小学生になって文句が増えてきた我が子。
兄弟で意見がわれたときなども、相手の子の意見にケチをつけたいだけで反対しているようにも見えて、ちょっとイラっとしてしまいます。
休日に子どもと遊びに行く場所を提案したら、「え~」「そこやだー」
家族で家をきれいにしようと声をかけても「え~」「めんどくさい」
おひるごはんは〇〇だよというと、「え~」「〇〇がよかった」
こんな風に文句ばかり言われ、結局意見がまとまらずに楽しめないこともありました。
■文句ばかり言ってしまう背景は?
兄弟がいると一人の都合だけで動けず、小さい子に合わせて行動が制限されたり、大きい子に付き合わせて楽しめなかったりと、葛藤する場面がありますよね。
親としては、みんなが楽しめるよう一生懸命考えているけれど、子どもからすると、兄弟のために自分が我慢しなければならなかったり人に合わせたりすることがストレスになっているようです。
自分の視点だけで物事をみていると、自分にとって興味のないことや自分の思い通りにならないことはすべて不満となってしまいます。
そんな時には、子どもに全体を見る役割を与え、責任を持ってもらいましょう。
こんな「声かけ」がおすすめ!

「こっちにすると〇〇ちゃんはつまらなくてぐずっちゃうと思うの。どうしたらいいかな
提案に対して、「え~〇〇はいや」と否定する子どもには建設的な意見を求めます。
「〇〇するよ」と親が考えた結論だけ伝えると子どもは反発したり文句をいったりしやすくなります。
■なるべく子供の意見を取り入れることが大事!
そこで、できるだけ計画を立てる段階から相談して子どもの意見を取り入れます。
「今度の土曜日お休みだからみんなで遊びに行こうと思うけど、何かしたいことある?」
「あなたは〇〇がしたいんだね」
「こっちにすると〇〇ちゃんはつまらなくてぐずっちゃうと思うの。そうすると結局早く帰らなきゃいけなくなったり楽しめなくなったりするよね。どうしたらいいかなぁ?」
「〇〇ちゃんも楽しめるプランを考えてもらえない?」
「〇〇ちゃんはこれがいいっていうけど、△△ちゃんはこれじゃなくてこっちがいいんだって。どうしたらみんな満足できるかなぁ」
話し合って、子ども自身にアイディアを出してもらうようにします。
自分で考えたプランなら文句を言いません。
「〇〇するよ」と親が考えた結論だけ伝えると子どもは反発したり文句をいったりしやすくなります。
■なるべく子供の意見を取り入れることが大事!
そこで、できるだけ計画を立てる段階から相談して子どもの意見を取り入れます。
「今度の土曜日お休みだからみんなで遊びに行こうと思うけど、何かしたいことある?」
「あなたは〇〇がしたいんだね」
「こっちにすると〇〇ちゃんはつまらなくてぐずっちゃうと思うの。そうすると結局早く帰らなきゃいけなくなったり楽しめなくなったりするよね。どうしたらいいかなぁ?」
「〇〇ちゃんも楽しめるプランを考えてもらえない?」
「〇〇ちゃんはこれがいいっていうけど、△△ちゃんはこれじゃなくてこっちがいいんだって。どうしたらみんな満足できるかなぁ」
話し合って、子ども自身にアイディアを出してもらうようにします。
自分で考えたプランなら文句を言いません。
記事の執筆者
はじめまして!はなさかかあさんと申します♪
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
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