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内容紹介・声かけ | カーネギーおじさんに教わるシリーズ① こども「人を動かす」
声かけのシーン(背景・導入)
今回ご紹介する本は、ビジネス書として有名なDカーネギーの「人を動かす」の中から、子どもの生活で役に立つ言葉を抜き出した本です。
世界中で読まれている「人間関係の技術書」ですが、大人の人間関係だけでなく、小学生の生活のなかでも使える技術がたくさんあります。
子どもにもわかる易しい言葉でまとめられていますので、自分で読んで、実践してみようと思えることでしょう。
人付き合いのヒントがたくさんのっていますので、友だちとの付き合い方に悩んでいる小学生に手に取って欲しい一冊です。
・第1章 友だち作りの基本を教えて
⇒人から認められることで、相手に好感を持ったり、距離が縮まったりします。
また、人を責めないことの大切さにも触れられています。
・第2章 人と仲良くなるにはどうするの?
⇒相手に関心を持って接すること、機嫌良く生活するための方法を教えてくれます。
・第3章 友だちとけんかしないですむ方法
⇒意見が違う友達との話しかたのヒントが書かれています。
「けんかしないでクラスの意見をまとめたい」という項目は、ぜひ実践してみたいですね。
・第4章 もっと仲良くなって親友になりたい
⇒話し方の大切さが書かれています。相手の立場に立った言葉のかけ方が学べます。
学校の授業で学ぶ機会のない、人付き合いのための「技術書」です。親子で楽しんでいただければと思います。
下に創元社の特設サイトのリンクがございます。ぜひご覧ください。
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おすすめの声かけ
思春期の始まる高学年のお子さんたちは、
・友だち関係に悩んでいるようだけれど打ち明けてくれない、
・直接のアドバイスだと反発されてしまう、
と言う場面が多々あります。
必要な時に助けになるアドバイスの詰まった本が、手に取れるところにあるといいですね。
「この本に、〇〇ちゃんと同じ状況があるかもよ?」
「『悪口を言われた』ってページがあったよ、読んでみたら」
と、そっと助けを差し伸べる声がけを試してみてください。
子ども同士のトラブルで、大人が状況を把握することはとても大切ですが、子ども自身で行動してみて解決を目指すことも大切になってくる時期です。
「いつでも相談してね」ときくよりも、
「どういう助けが必要?」と、具体的な行動を考えられるような声がけも用意しておきましょう。
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