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指示しなくても子どもが自分で考えて行動できるようになるには?
声かけのシーン(背景・導入)
ついつい「〇〇して」という言い方で子どもに指示してしまうことはありませんか?
パパやママはなぜそれをするか理解しているから「〇〇するのが当然(だから早くしなさい)」と押し付けてしまいがちです。
しかし、子どもはなぜそれをするのか理解できていないことが多く、気持ちがすれ違ってしまうことがよくあります。どうしたら自分で考えて行動してくれるようになるでしょうか?
私たち大人も理由もなく「〇〇して」と言われたら、「え?なんで?」と抵抗を感じますよね。人は行動の理由が欲しいのです。理由が分かって納得できると自分の意思で「こうしよう」と主体的に考え行動することができます。
子どもも同じで、一方的に言われると反発したくなるけれど、「自分のこと」になると驚くほど早く行動できます。
「〇〇して」と結論を言う前に、「どうしたらこの行動を子ども自身がしたくなるかな?」と考える癖をつけると、子どもが自主的に動きやすくなります。
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1 親が結論を言わない
子どもの行動を一つ一つ指示すると子どもはうっとうしく感じ、反発したり受け身的になって指示待ちになったりします。現状を一緒に眺め困り感を共有したうえで、じゃあどうするか、という結論は子ども自身に任せるようにしましょう。
△「早くご飯食べて着替えて歯磨きして!!」
↓
◎「あ、あと15分で靴を履く時間だ」「間に合うためにどうしたらいいかな?」
△「いい加減片づけなさい!!」
↓
◎「そろそろ部屋が散らかってきたなぁ~なんだか居心地が悪いね」
2 子ども自身の憧れ、興味を刺激する
子ども自身が好きなことや興味のあることを使うと子どもの耳や心が開きやすくなります。また、イメージしやすいため、行動に移しやすくなります。
「〇〇マンはね、よく噛んでお野菜食べてるからあんなに強くなれたんだって」「お姫様、今日のお召し物はどちらになさいますか?」
3 子ども自身の目的を作る
大人の都合で子どもに動いてほしい時でも、無理やりやらせようとせず、子ども自身の目的を作ってあげるようにしましょう。
「〇〇ちゃん、お靴履いてあそこのワンちゃん見に行こう!」
「トイレ行ったらベッドに行こうね。絵本を読んであげるよ」
4 ゲーム要素、楽しみを使う
ゲーム感覚で楽しく子どものやる気をアップしましょう。
「洗面所に〇〇が隠れてるよ!30秒以内で見つけられるかな~?」と洗面所に誘導して、見つけたら、「おめでとう~!よく見つけたね~!じゃあ手を洗ってご飯食べよ~!」
「今から靴履き大会をします。左手だけで一番早く靴を履けた人が優勝です。ヨーイドン!」
5 してほしい理由や事情を話す
正直に伝えてお願いすると理解してくれることもあります。その時は子どもにわかる言葉を使い、落ち着いて伝えることが大事です。
「ママね、時計の6までにおうちを出ないとお仕事に遅れちゃうの。お仕事に遅れたらお客さんが〇〇を買えなくて困っちゃうんだ」
「お仕事に遅れちゃうとお金がもらえなくなって〇〇ちゃんに△△を買ってあげられなくなっちゃうんだ~」
「〇〇してくれるとママとっても助かる!お願いします!」
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