子どもへの肯定的な声かけ・言葉がけが1000パターン以上。シーン別の声かけレシピ集
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指示しなくても子どもが自分で考えて行動できるようになるには?
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指示しなくても子どもが自分で考えて行動できるようになるには?

指示しなくても子どもが自分で考えて行動できるようになるには?

最終更新:2024.05.23
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はじめまして!はなさかかあさんと申します♪
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。

子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。

私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。

5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。

子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。

花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。

声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
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声かけのシーン(背景・導入)

ついつい「〇〇して」という言い方で子どもに指示してしまうことはありませんか?
パパやママはなぜそれをするか理解しているから「〇〇するのが当然(だから早くしなさい)」と押し付けてしまいがちです。

しかし、子どもはなぜそれをするのか理解できていないことが多く、気持ちがすれ違ってしまうことがよくあります。どうしたら自分で考えて行動してくれるようになるでしょうか?

私たち大人も理由もなく「〇〇して」と言われたら、「え?なんで?」と抵抗を感じますよね。人は行動の理由が欲しいのです。理由が分かって納得できると自分の意思で「こうしよう」と主体的に考え行動することができます。

子どもも同じで、一方的に言われると反発したくなるけれど、「自分のこと」になると驚くほど早く行動できます。

「〇〇して」と結論を言う前に、「どうしたらこの行動を子ども自身がしたくなるかな?」と考える癖をつけると、子どもが自主的に動きやすくなります。


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こんな「声かけ」がおすすめ!

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そろそろ部屋が散らかってきたなぁ~なんだか居心地が悪いね

1 親が結論を言わない
子どもの行動を一つ一つ指示すると子どもはうっとうしく感じ、反発したり受け身的になって指示待ちになったりします。現状を一緒に眺め困り感を共有したうえで、じゃあどうするか、という結論は子ども自身に任せるようにしましょう。

△「早くご飯食べて着替えて歯磨きして!!」

◎「あ、あと15分で靴を履く時間だ」「間に合うためにどうしたらいいかな?」


△「いい加減片づけなさい!!」

◎「そろそろ部屋が散らかってきたなぁ~なんだか居心地が悪いね」

2 子ども自身の憧れ、興味を刺激する
子ども自身が好きなことや興味のあることを使うと子どもの耳や心が開きやすくなります。また、イメージしやすいため、行動に移しやすくなります。
「〇〇マンはね、よく噛んでお野菜食べてるからあんなに強くなれたんだって」「お姫様、今日のお召し物はどちらになさいますか?」

3 子ども自身の目的を作る
大人の都合で子どもに動いてほしい時でも、無理やりやらせようとせず、子ども自身の目的を作ってあげるようにしましょう。
「〇〇ちゃん、お靴履いてあそこのワンちゃん見に行こう!」
「トイレ行ったらベッドに行こうね。絵本を読んであげるよ」

4 ゲーム要素、楽しみを使う
ゲーム感覚で楽しく子どものやる気をアップしましょう。
「洗面所に〇〇が隠れてるよ!30秒以内で見つけられるかな~?」と洗面所に誘導して、見つけたら、「おめでとう~!よく見つけたね~!じゃあ手を洗ってご飯食べよ~!」
「今から靴履き大会をします。左手だけで一番早く靴を履けた人が優勝です。ヨーイドン!」

5 してほしい理由や事情を話す
正直に伝えてお願いすると理解してくれることもあります。その時は子どもにわかる言葉を使い、落ち着いて伝えることが大事です。
「ママね、時計の6までにおうちを出ないとお仕事に遅れちゃうの。お仕事に遅れたらお客さんが〇〇を買えなくて困っちゃうんだ」
「お仕事に遅れちゃうとお金がもらえなくなって〇〇ちゃんに△△を買ってあげられなくなっちゃうんだ~」
「〇〇してくれるとママとっても助かる!お願いします!」

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こんなお子さんにおすすめ!

3~5歳 男の子 女の子

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「コドモトハナス」
- 心理士とパパの子育て相談室 -
最新話 2024 7/5 (金)
『#12 子どもが動画を見過ぎる。ユーチューブを毎日何時間も見ている。 』
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2023/09/07 対象 6歳~

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