読み書きが好きでない子供へのNG行為と、導入におススメのひらがなゲーム

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読み書きが好きでない子供へのNG行為と、導入におススメのひらがなゲーム

最終更新：2024.03.23

記事の目次

声かけのシーン（背景・導入）

おすすめの声かけ（結論）

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こっこ先生

臨床心理士、公認心理師

・大学、大学院で発達心理学と臨床心理学を修了
・認定心理士、臨床心理士、公認心理師の資格を取得
・医療と教育分野に10年以上従事する現役心理士
・子どもから高齢者までの幅広い臨床経験
・厚生労働省認可のもと公認心理師実習指導者として後進に育成にあたる

【職務経歴】
・教育委員会の教育相談
・国立、大学病院等の精神科、心療内科、神経科、児童精神科
・製薬会社の治験（新薬開発）における心理評価

【職務経歴】
・心理学の専門的知識
・心理相談、カウンセリング、心理療法、プレイセラピー
・心理検査（発達/知能/性格/認知/うつ/不安等）
・研究論文執筆や学会発表
・心理実習生の指導
・大学や研修会での講師
・Podcastラジオパーソナリティ

声かけのシーン（背景・導入）

文字への関心が薄い子どもに対して、
「ちゃんと書けるようになるのかな…？」
「このまま読めなかったらどうしよう…？」
「小学校に入学するまでに覚えさせた方がいいのかな…？」
と読み書きが不安になる保護者は少なくないと思います。

この記事では、遊び感覚で文字に親しめるゲームをご紹介します。

文字が読めない、書けないと、教科の学習だけでなくさまざまな生活場面でのつまずきにつながります。
無理に本を読ませようとしたり、文字をひたすら書く練習をさせたりすることは効果的でなく、文字への抵抗感を増幅させてしまいます。

できるかぎり、勉強というよりもゲーム感覚、遊び感覚を取り入れて、文字に親しませるほうが得策です。

あそびの可能性が広がる！！
おすすめの声かけ

そう！最初の一文字は、"う"だね。よく読めました！

■準備
家中のものに、大きな文字で書いた紙を貼っておきます。
例：フライパン→"ふらいぱん"
　　机　　　　→"つくえ"
　　椅子　　　→"いす"　　

■ゲームの説明
ママ「家の中から3つのアイテムを探してくるゲームです」
　　「この紙に、集めてくるアイテムがひらがなで書いてあります」
　　「これと同じひらがなが書いてあるアイテムを見つけて、
　　　集めてきてください！」
　　「3つ全部そろったら、おやつにします！」
子ども「やったー！がんばるぞ！」
ママ「まず、これ（うちわと書かれた紙を渡して）とってきてください！」
※「うちわ」と口に出すと分かってしまうので「これ」と言います。
子ども「う…？そのあとなんて書いてあるのか分からないや」
ママ「そう！最初の一文字は、"う"だね。よく読めました！」
　　「他のふたつは読めなくても大丈夫だよ。」
　　「これと同じ文字のものを、探してきてね」
※提示した文字を読むことが目的ではありません。子どもは渡された紙に書いてある"うちわ"の文字の形をよく見て、家の中から一致するものを探して持ってきます。
子ども「よーし！同じの探してくる！」
ママ「ヒント3回までオッケーだよ！ヒントが欲しい時は言ってね！」

■正しくもってこれたら読み方の確認をして、ほめましょう！
子ども「同じのもってきたよ！」
ママ「お！じゃあこれは、なんて読むでしょうか！
子ども「うちわ！」
ママ「大正解！うちわ、持ってこれたね～！」