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子どもの怖がりな性格を直したい時は、突き放すよりも寄り添いの言葉が大事
声かけのシーン(背景・導入)
子どもがとても怖がりな性格で、どうにか直してあげたい、と思う保護者のかたは多いのではないでしょうか。
我が家の息子のように、夜になると一人で階下に行けない、一人でお風呂にはいれない、ということが長く続いて、
「なんでこんなことで……」
「どうやったら直るのか」
などと悩んだ覚えがあります。
慣れさせる、克服するという考え方もありますが、子どもの成長を待つことを前提としておくと、イライラした対応をしないで済みそうです。
この場合、「そんなの全然怖くないよ」「何が怖いの? 弱虫だな」という言葉がけはいい方向に向かわないことがほとんどです。
今の段階で、できることは何なのかということを正確に把握することで、その一歩先を目指す支援ができます。
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出来ること、そうじゃないことをはっきりとさせます。
暗い時に階下に降りるのを嫌がっているなら、
「電気がついていれば下の階に行ける?」
子「電気がついてても、お父さんと一緒じゃなきゃ怖い」
誰か一緒じゃないと不安だということが分かりましたね。
別の誰かでいいかどうかも確認してみましょう。
「代わりに、お姉ちゃんと一緒でもいい?」
子「お姉ちゃんでもいい」
「猫は?」
子「猫と一緒でもいいよ」
「じゃあ、スピーカーで喋りながら行ってみる?」
子「おもしろそう」
最初の時点で、お父さんじゃなければダメというのであれば、今日のところは一緒に行ってあげましょう。
どれほどの恐怖なのかは、本人にしか分かりません。
怖いと表現する気持ちをあざ笑ったり、叱咤したりすることはやめましょう。
暗さに対する恐怖がある場合は、
子「暗いの怖いよ」
「電気つけながら行ってみたら」
子「下の暗い所を見るのが怖い」
「じゃあ、下の階だけ先に電気をつけてきてあげるから、手前の階段の電気はつけてくれる?」
子「それならできそう」
少し面倒ですが、先に行って灯りをつけておきましょう。
怖かったけど大丈夫だったという積み重ねが、安心につながります。
大きな恐怖心に育たなければ、成長により大丈夫になることは多いです。
焦らずよりそっていきましょう。
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