子どもが習い事に「行きたくない」と嫌がって泣いてしまう時の寄り添い方と声かけ例

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子どもが習い事に「行きたくない」と嫌がって泣いてしまう時の寄り添い方と声かけ例

最終更新：2024.11.05

記事の目次

声かけのシーン（背景・導入）

おすすめの声かけ（結論）

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耳で子育て。気軽に学べる・共感できるPodcast、配信中！

こっこ先生

臨床心理士、公認心理師

・大学、大学院で発達心理学と臨床心理学を修了
・認定心理士、臨床心理士、公認心理師の資格を取得
・医療と教育分野に10年以上従事する現役心理士
・子どもから高齢者までの幅広い臨床経験
・厚生労働省認可のもと公認心理師実習指導者として後進に育成にあたる

【職務経歴】
・教育委員会の教育相談
・国立、大学病院等の精神科、心療内科、神経科、児童精神科
・製薬会社の治験（新薬開発）における心理評価

【職務経歴】
・心理学の専門的知識
・心理相談、カウンセリング、心理療法、プレイセラピー
・心理検査（発達/知能/性格/認知/うつ/不安等）
・研究論文執筆や学会発表
・心理実習生の指導
・大学や研修会での講師
・Podcastラジオパーソナリティ

声かけのシーン（背景・導入）

子どもが習い事に「行きたくない」と言ってきたら、
行かせるべき…？休ませるべき…？
とても悩ましい問題ですよね。

そんなときに役立つ声かけをご紹介します。

子どもが習い事に行きたくない理由は様々です。
・今この時間に他にやりたいことがある
・チームメイトと喧嘩をした
・チームに仲の良い子ができない
・チームでいじめがあった
・先生や親に褒めてもらえなくて嫌になった
・上達しなくてつまらない
・試合で失敗して挫折を味わった
・自分よりうまい子ばかりで自信をなくした
・自分のミスのせいでチームが負けた
・出場メンバーに選ばれなかった
・本当に体調が悪い
・そもそもこの習い事をしたくなかった

など、他にもたくさん考えられます。

まだ小さい子どもが、こういった理由を的確に述べることは正直難しいですし、本当のことを言ったら怒られるのでは、と思うのが自然です。
親が寄り添う態度をしっかりみせて、気持ちを聞き取ってあげることが大切です。

こんな「声かけ」がおすすめ！

すごくつらいなら、無理にやらなくてもいいと思ってるよ。

■まずは行きたくない気持ちを受け入れる
「そっか。行きたくない気持ちなんだね」
「行きたくないって思ってる気持ち、良くわかったよ」
「行くの嫌なんだね。うん。そういうときもあるよね。」

■理由を聞き取る
「力になれるかも。どうしてかママに教えて？」
「パパがお話聞くよ。もしかして何か嫌なことでもあったかな？」

■理由がわかったら、解決にむけて本人の希望を聞き取る
「どうなったら嬉しいかな？」
「〇してみるとか、〇してみるとかどうかな？」
「ママとパパにしてほしいことあるかな？」

■子どもの意思を尊重し、どうしてもの場合は休ませる
「習い事は、ママもパパも応援しているよ。でも、すごくつらいなら、無理にやらなくてもいいと思ってるよ。」

お子さんの性格にあわせて、声をかけてみてくださいね。