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【感覚過敏】靴下が苦手・嫌いな子ども。嫌がる理由と対処方法のご紹介。
声かけのシーン(背景・導入)
皮膚に感覚過敏がある子どもは、靴下が苦手だったり、マスクが嫌いだったり、肌に身に付けるものに苦労することがあります。嫌がる理由を理解し、子どもが安心できる対処方法が見つかると良いですよね。
よく相談されるものとして、
・マスク
・くつした
・手袋
・マフラー
・セーター
・タートルネック
・フード
・長袖2枚重ね
・ズボンのゴム
・素材や洗い方が書いてあるタグ
などが挙げられます。
やわらかくてふわふわしていれば良い、というわけでもありません。なぜ?何が違うの?と思うようなものも、過敏さのあるお子さんにとっては、いてもたってもいられないぐらい不快なんです。どのよう対応が望ましいのか、いくつかご紹介します。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
■一緒に買いに行って選ばせる
「○くんの好きな靴下、明日探しにいこうね」
「(売り場で)どの靴下が気持ちいいかな?触ってみよー」
同じ綿100素材でも、柄の凹凸、薄さや手触り、ゴムの締まり具合、縫い目などで感触が変わります。お気に入りがあったら多めに確保!
■子ども自身にその日身に着けるものを選ばせる
「マスクいっぱいあるよー、どれにする?」
「今日はどのズボンをはく?好きなの選んでいいよ」
こっちのほうがいいんじゃない?とは言わず、安心できるものを選んでもらいましょう。
■安心させる
不安が高くなるとますます感覚過敏になり、いつも着られていたものが着れなくなることもあります。しかすると不安なことがあるのかもしれません。
「心配なことある?」
「何か気になることはある?」
とおだやかに聞いてあげましょう。
■強要しない
過敏さのあるお子さんは、わがままや、がまんが足りなくて着用出来ないわけではありません。たとえ色や上下の組み合わせが奇抜になったとしても、安心して着用できるものであればヨシとして、「オッケー!着られたね♪」と言ってあげましょう!どうしても選べないときは、パジャマの上に羽織でもヨシとしてあげましょう。
お子さんにとってちょうど良いものを見つけられると良いですね。
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