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増えすぎた持ち物を整理する方法
声かけのシーン(背景・導入)
子どものおもちゃや服、作品などは、日を追うごとにどんどん増えていきますね。
気が付くと収納はパンパンで入りきらない、ということも。
たくさんのものがあると、お部屋がごちゃごちゃして狭くなってしまいますし、片づけるにもたくさんの労力が必要です。
「これはもう使っていないからいらないかな?」と勝手に捨ててしまうと、「あれはどこ行った?」とお子さんが探し回り、信頼関係を損ねてしまうことも。
かといって、「いらないおもちゃは処分しようね」と言っても、「全部いる」「まだ使う」の一点張り。
必要なものと必要でないものをお子さん自身が判断できるようサポートしていきましょう。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
① まずは少し広いスペースを用意して、家じゅうのおもちゃを一つ残らず一か所に集めます。お子さんには、「物がたくさんになりすぎちゃって全部お世話しきれないから、一緒に整理しようね」と説明しましょう。
② 段ボールを3つ用意し、「このおもちゃを“大好き”“普通”“あんまり好きじゃない”の3つのお部屋に分けるよ」といって一つずつお子さん自身が分けていきます。(その時、“これ高かったのに”“こんなの本当に使う!?”などのコメントはグッと飲み込みお子さん自身の選択を信頼しましょう。)
③ “大好き”の箱にまだ物が多すぎるようなら、「この中のものを、大好きな順に1列に並べてみようね」と言って順位付けをし、「10番(余裕をもって収納できる量を親御さんが決めます)までのおもちゃを残そうね」と話します。
④ 「大好きなおもちゃを大切にしようね。ほかのおもちゃには今までありがとうって言おうね」と話します。
⑤ まだ使えるものは、「〇〇ちゃんはこのおもちゃ卒業したけど、ほかに必要な子に使ってもらえたらいいね」と話して他の子に譲る、フリマサイトやリサイクルショップで売る、など処分方法を考えます。使えないものは処分します。
⑥ どうしても別れを惜しむときは、「写真に撮っていつでも思い出せるようにしようか」と話してアルバムに保存したり、「どんなところが好きなのかな?」と思いをよく聞いてあげたりしましょう。場合によっては、一部をリサイクルして何かに変身させるなどの創意工夫もよいですね。
お子さんにとって、一つ一つのおもちゃにはたくさんの思い出がつまっています。一方的に捨てたりせず、お子さんがお別れする作業を手伝ってあげましょう。
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こんなお子さんにおすすめ!
材料:
大きめの箱3つ