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「ガチャガチャ」駄々に困った時の対策:子どもの心理と交渉術
記事の目次
サマリー
スーパーやショッピングモールに行くと最近は「ガチャガチャ」がありますよね。大抵すごく目につく場所にあって、子どもが見つけると
「あれやりたい!」
と駄々をこねるのは、一緒に買い物に行く際に避けて通れない問題です。
最近は種類が増えて子どもにとっては凄く魅力的になってしまうのも分かります。
正直大人にとっても面白そうなものが沢山あります。
値段的にも正直出せないことはないけど、毎回毎回やってるのも、
「うーん、これでいいのかな」
「キリがないな」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、つい子どもがガチャガチャをやりたくなって駄々をこねてしまうようなケースで、どのように振舞えばいいのか、駄々をこねてしまう背景について触れながら、具体例を紹介していきます。
記事の執筆者
子どもがガチャガチャを見て駄々をこねてしまう背景
ここでは大きく二つの背景について説明します。一つは子どもの発達段階について、もうひとつはガチャガチャの性質・特性についてです。
子どもの発達段階の背景
個人差はありますが、大人と比較して子どもたちは、感情調節の能力が未熟です。
自我が芽生え、自分の欲求を強く意識するようになりますが、それをコントロールする方法をまだ学んでいません。
そのため、魅力的なものを前にすると、それを手に入れなければならないという強い欲求に駆られます。
ガチャガチャはカラフルで目を引くデザインが多く、子どもにとって非常に魅力的な対象となります。
ガチャガチャの性質・特性
ガチャガチャの機械自体が持つ「何が出るか分からない」という特性が、子どもの興味を引く要因の一つです。
何が出るかわからない「サプライズ」は、大人でも楽しめる要素ですが、子どもにとってはその魅力がさらに強いのです。
我が家でもそうですが、子どもは「サプライズ」が大好きです。
この不確実性が、何度も挑戦したくなる心理を刺激し、一度欲しいと思ったものを手に入れるまで諦めきれない状態を生み出すことがあります。
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子どもが駄々をこねてしまった時の我が家の対処方法
家を出る前、お店に入る前に
「今日はコレとコレを買います」
「おもちゃは買いません」
「ガチャガチャはやりません」
などと話をしておくことは有効です。
しかし、いつも上手くルール設定は出来ないですよね。
子どもがガチャガチャを見つけて「やりたい」と言った時
「今日はやらない!」という結論を先に伝えてしまうと、子どもは自分のことまで否定されたと思うようです。
なので
‘‘今’’をみている子どもの素直な気持ちには、まず寄り添うようにしています。
「いいの見つけたね!それくらい欲しいもの見つけてラッキーだよ!」
一方で、すぐにその場で買ってあげるのではなく、時間をおいてもう一度考えさせるように促します。
「ママから一つお願いがあるんだけどいい?」
「今日は買わない。」
「けど、家に帰ってもまだ欲しい気持ちがあるなら、パパ(ママ)のお休みの日にまた来よう。」
「そうしたら一緒に遊ぼうね!」
このように話をすると、結局一度家に帰ると忘れてしまうこともよくあります。あんなに欲しがってたのに!?ってこちらが拍子抜け。
子どもの「ほしい、やりたい」の言葉には「一緒に遊びたい」、ママやパパの笑った顔が見たいっていう気持ちもあるような気がします。
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