子どもへの肯定的な声かけ・言葉がけが1000パターン以上。シーン別の声かけレシピ集
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子どもが習い事の練習をしない、練習を嫌がる!どう声をかける?
最終更新:2024.11.15
記事の目次
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声かけのシーン(背景・導入)
ピアノなどの楽器や野球などのスポーツ、勉強系の習い事などをお子さんが習っていると、宿題が出たり、家で毎日練習する必要があったりしますよね。
「練習したの?」
「宿題やった?」
と声をかけても、「うーん」「あとでやるー」など、あいまいな返事にモヤモヤ、イライラしたり、「練習しないなら辞めさせるよ!!」と怒ってしまったりという経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
大人からすると、毎日継続して練習してもらいたいし、やるべきことを先にやってほしいと思いますよね。
しかし、子どもは練習の必要性が理解できていなかったり、その時にしたいことを優先してしまって、練習がおろそかになったりしてしまうこともあります。
できるだけ怒りたくないけれど、何も言わなかったら全く練習しないし、どうしたらいいの!?と感じているパパママがいらっしゃればぜひ下の声かけを試してみてくださいね。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
パパママにお手伝いしてほしいことはある?
前提として、まずは、子ども自身がその習い事に対してポジティブな気持ちを持てているかどうかを確認しましょう。
本人が興味のないことを無理やりやらせようとしてもうまくいきません。
それは本人がやりたいことなのか、親がやらせたいと思っていることなのかをまず切り分けて考えます。
子どもが何かを習得するとき、自分の中に「これが好き、楽しい」「これができるようになりたい!」という気持ちを持っていることは非常に大切です。これを「内的動機づけ」と言います。
逆に、「親に褒められたい/認められたい/怒られたくないからやる」「ご褒美があるからやる」という状態は「外的動機づけ」と言います。
外的動機づけから何かに取り組んでいると、賞賛や注目、叱責などの外部からの働きかけがなくなると、その行動をしなくなってしまいます。
そうではなく、本人がその物事に興味を持ち、主体的に取り組んでいれば、困難があっても粘り強く乗り越えていくことができます。
もし、親がやらせたいけれど子ども本人は興味がないという場合は、コンサートや試合などに足を運び、プロのかっこいい姿を実際に見せたり、実際にやっている人と触れ合う機会を作り、興味を持つかどうかを見てみましょう。
そこで子どもが感動するような体験ができれば、「自分もやってみたい!
」「こんな風にかっこよくなりたい!!」と、子ども自身の中に内的動機づけができます。
もしそれでも興味を示さなければ、無理にやらせることは逆効果です。潔くあきらめて本人が何に興味を持っているのかをよく観察してみるのがよいでしょう。
本人の中に内的動機づけがあるのならば、次のように声をかけてみましょう。
1 どんなふうになりたいの?どんなことができるようになりたいの?
子ども自身のなりたい姿を確認します。「こんな曲が弾けるようになりたい」「この選手みたいなプレイがしたい」「〇〇を〇秒でできるようにしたい」など、目標を明確にして共有します。
2 どうするとそうなれる?
そのためにはどんなことが必要なのか確認します。もしわからなければ、目標とする人がどうやって努力してその姿になれたのかを聞いたり調べたりしてみてもよいでしょう。
3 今そうなれてないとしたら何が邪魔してるのかな?
遊んでいると練習することを忘れてしまう、めんどくさく感じて取り組み始めるのが億劫になってしまう、練習方法が分からない、すぐに取り掛かれる環境がない、一人で練習するのが嫌、など、理想の姿になるのをブロックしているものは何かを考えてみます。
4 〇〇という姿に近づくために、何かできることはあるかな?
一歩でも理想の姿に近づくために、自分にできそうなことを考えてみます。いきなり完璧にこなすことは難しくても、まずは手の届く範囲から始めることで理想に近づくことができます。
5 パパママにお手伝いしてほしいことはある?
練習を始める時間を教えてほしい、練習に必要なものや環境を準備してほしい、一緒に取り組んでほしい、など。やるのは本人で、親はあくまでも協力するというスタンスでいることが大切です。
6 何から始める?いつ始める?
優先順位をつけ、今できることを考えます。実際に小さな一歩を踏み出すのを励まします。また、子ども自身が何をいつやるかを自分で選ぶことが大切です。
やりたい気持ちがあったとしても、めんどくさいな、という思いが勝ってしまい頑張れないお子さんもいると思います。そんなときは、
「練習って大変だし、他のことをしてリラックスしたいときもあるよね。面倒くさいしなかなかうまくならないからあきらめたいって思うこともあるかもしれないね。でも、あなたは本当はこんな風になりたい、できるようになりたいって心の中で願っているようにパパママには見えるよ。あなたならきっとできるってパパママは思ってるよ」
と子ども自身の本当の願いに気づかせてあげることも必要かもしれません。
そして子どもが自分から行動を始めたら、どんなに小さな一歩であっても、まずは自分で歩き始めたことを一緒に喜んでください!ハードルを低くして出来た達成感を感じることを続けていくと、練習することに対して肯定的な感情を持ち繰り返しやりたいという気持ちを育てることができます。
本人が興味のないことを無理やりやらせようとしてもうまくいきません。
それは本人がやりたいことなのか、親がやらせたいと思っていることなのかをまず切り分けて考えます。
子どもが何かを習得するとき、自分の中に「これが好き、楽しい」「これができるようになりたい!」という気持ちを持っていることは非常に大切です。これを「内的動機づけ」と言います。
逆に、「親に褒められたい/認められたい/怒られたくないからやる」「ご褒美があるからやる」という状態は「外的動機づけ」と言います。
外的動機づけから何かに取り組んでいると、賞賛や注目、叱責などの外部からの働きかけがなくなると、その行動をしなくなってしまいます。
そうではなく、本人がその物事に興味を持ち、主体的に取り組んでいれば、困難があっても粘り強く乗り越えていくことができます。
もし、親がやらせたいけれど子ども本人は興味がないという場合は、コンサートや試合などに足を運び、プロのかっこいい姿を実際に見せたり、実際にやっている人と触れ合う機会を作り、興味を持つかどうかを見てみましょう。
そこで子どもが感動するような体験ができれば、「自分もやってみたい!
」「こんな風にかっこよくなりたい!!」と、子ども自身の中に内的動機づけができます。
もしそれでも興味を示さなければ、無理にやらせることは逆効果です。潔くあきらめて本人が何に興味を持っているのかをよく観察してみるのがよいでしょう。
本人の中に内的動機づけがあるのならば、次のように声をかけてみましょう。
1 どんなふうになりたいの?どんなことができるようになりたいの?
子ども自身のなりたい姿を確認します。「こんな曲が弾けるようになりたい」「この選手みたいなプレイがしたい」「〇〇を〇秒でできるようにしたい」など、目標を明確にして共有します。
2 どうするとそうなれる?
そのためにはどんなことが必要なのか確認します。もしわからなければ、目標とする人がどうやって努力してその姿になれたのかを聞いたり調べたりしてみてもよいでしょう。
3 今そうなれてないとしたら何が邪魔してるのかな?
遊んでいると練習することを忘れてしまう、めんどくさく感じて取り組み始めるのが億劫になってしまう、練習方法が分からない、すぐに取り掛かれる環境がない、一人で練習するのが嫌、など、理想の姿になるのをブロックしているものは何かを考えてみます。
4 〇〇という姿に近づくために、何かできることはあるかな?
一歩でも理想の姿に近づくために、自分にできそうなことを考えてみます。いきなり完璧にこなすことは難しくても、まずは手の届く範囲から始めることで理想に近づくことができます。
5 パパママにお手伝いしてほしいことはある?
練習を始める時間を教えてほしい、練習に必要なものや環境を準備してほしい、一緒に取り組んでほしい、など。やるのは本人で、親はあくまでも協力するというスタンスでいることが大切です。
6 何から始める?いつ始める?
優先順位をつけ、今できることを考えます。実際に小さな一歩を踏み出すのを励まします。また、子ども自身が何をいつやるかを自分で選ぶことが大切です。
やりたい気持ちがあったとしても、めんどくさいな、という思いが勝ってしまい頑張れないお子さんもいると思います。そんなときは、
「練習って大変だし、他のことをしてリラックスしたいときもあるよね。面倒くさいしなかなかうまくならないからあきらめたいって思うこともあるかもしれないね。でも、あなたは本当はこんな風になりたい、できるようになりたいって心の中で願っているようにパパママには見えるよ。あなたならきっとできるってパパママは思ってるよ」
と子ども自身の本当の願いに気づかせてあげることも必要かもしれません。
そして子どもが自分から行動を始めたら、どんなに小さな一歩であっても、まずは自分で歩き始めたことを一緒に喜んでください!ハードルを低くして出来た達成感を感じることを続けていくと、練習することに対して肯定的な感情を持ち繰り返しやりたいという気持ちを育てることができます。
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