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危険な「推し活」を防ぐ!親子で取り組むお金の管理と安全対策
記事の目次
記事の執筆者
声かけのシーン(背景・導入)
好きなキャラクターやゲーム、アイドルのグッズを集めたり、イベントに参加したりする「推し活」。早い子では小学生の中学年で始まります。
好きなものに対する情熱を応援したい、でも、なんでも買い与えるのは心配ですよね。
好きだという情熱にはとても大きな力があります。その力を安全に使って、自制心や計画性を身につけるチャンスにしていきましょう。
◼️危険な「推し活」買い物編
×欲しいものが我慢できなくて、おねだりをしたり過剰に課金したりする。
×お小遣いが足りなくて、どこかからお金を集めようとする。
×SNSなどの危険なやり取りで手に入れようとする。
お子さん自身が「できる範囲」を把握できなくなると、犯罪等に巻き込まれやすくなります。
〇安全な推し活を見守るためには、保護者も子どもの好きなものに対して、ある程度の情報を得て、グッズやイベントなどの相場を知ることが必要です。
次々と子どもの興味を刺激する発表がされる場合には、特に注意が必要です。
→欲しいもの、行きたい場所に対して、可能な範囲での計画を立てる。
→グッズなどは、よく比較し、一番お金をかけたいものを決める。
〇価格調査や具体的な資金調達法を考える
・欲しいものを手に入れることを禁止するよりは、自分の努力で手に入れる具体的な方法を提案するがおすすめ。
↓
お手伝いや、学業の目標、不用品リサイクルなどで活動資金をつくる。
・祖父母や親戚から、お小遣いをもらった時など、臨時の小遣いの使い道、管理は前もって決めておく。
(我が家ではいくら貰っても、子どもたちに手渡すのは一定の金額だけにしておいて、残りは子ども達の口座に貯金することにしています)
・子供達のお小遣いだけで達成できない、大きな金額のものは、誕生日やクリスマスの特別な時を利用して購入する。
・どうしても行きたいイベントなどがあるときは、きちんと計画を立て、自立して行動しているかを目安にして、一緒に行動する。自主的に行動出来ていない時は協力できないことを伝える。
大人が、こどもたちの努力の過程を評価する視点を持つと、自主性が育っていきます。
広告部分
こんな「声かけ」がおすすめ!
「来月〇〇があるんでしょ? 今お金を使ってしまって、足りるかな?」
「今回のを我慢して、次に出る大きいものにしたら?」
「〇〇に行ったときに、限定グッズがあるって聞いたよ。どっちに使う?」
・お子さんと一緒に、欲しいものを手に入れるために具体的なプランを作りましょう。足りない時にどうすればいいかを話し合うことも大切です。
「お小遣いで足りるかどうか計算してみて。もし足りなければ、どうやって費用を用意するつもり?」
・おねだりに従ってしまうよりは、お手伝いや課題によって、臨時にお小遣いを出す提案をするのもよいでしょう。
「プリント〇枚やったら、〇円ってことにしようか?」
「お手伝いは時間制にする? 回数制にする?」
・非日常的なお出かけの計画を立てることも、自立心を養います。
安全に行動できるように、内容を把握しておきましょう。
「私もついて行くから、交通機関を調べて、交通費を書き出して、私におしえて」
・大きなイベントは子どもだけで参加させずに、必ず保護者が付いていくようにしましょう。独自のルールなどがある場合は調べておくといいでしょう。
「ファンは、どんな行動をしたらいいの?」
「どんな準備が必要が、調べてみよう」
「どのお店で何を買うのかも調べておいてね」
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