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子どもの偏食にはキッズプレートでの食育がおススメ!
記事の目次
記事の執筆者
声かけのシーン(背景・導入)
大皿で料理を並べると、好きなものばかりを選んで食べてしまう。
偏食を直したい。
健康的な栄養バランスを身につけてほしい。
そういったお悩みへ、キッズプレート(仕切り付き皿)を使った、食事バランス学習の提案です。
たまに、好きなものをお腹一杯に食べるということも楽しいイベントになりますが、日常生活では、バランスよく食べられるようになってほしいものですね。
健康な体を作るためには、何を選んで食べるかが重要です。しかし、小さなお子さんに栄養を細かく説明するのはちょっと難しいことです。
バランスよく食べる練習として、仕切りのついた食器を使い、自分の体に必要な栄養を覚えていく方法があります。
我が家で重宝したのは、仕切りのある、キッズプレートでした。
当時は「はらべこあおむし」のかわいい絵のついたものを使っていました。
食事が楽しくなるプレートを、お子さんと選んでみてください。
使い方は簡単!
プレートに料理を乗せる場所を
①主食
②タンパク質
③野菜
④フルーツ
のように決めておくだけです。
何も置かれていないと「あれ、今日はお野菜は何もないの?」と気が付くようになっていきます。
年齢に合わせて栄養素を細かく伝えていくのもいいですが、小さなお子さんには、場所ごとに、おおよそどんな役目をする栄養を取っているのかを説明しながら盛り付けていくといいでしょう。
食べられた栄養素をほめてあげることで、食事の満足度があがります。
◆栄養バランスについて、わかりやすく紹介されているサイトもございますので、親子で楽しんで確認してみましょう。
農林水産省の子どもページ
https://www.maff.go.jp/j/kids/index.html
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こんな「声かけ」がおすすめ!
おこさんのお気に入りのお皿を探してみましょう。
盛り付ける場所と量を決めたら、わかりやすく声がけをしていきます。
①主食(ご飯パン麺など)を置く場所
お子さんの片手の握りこぶしと比べて、量を把握するとよいでしょう。
食が細いお子さんは、おにぎりにしたり、ふりかけや油脂で栄養の密度を上げてあげると摂りやすくなります。
「ここにはごはんをのせようね。ご飯を食べると体が元気に動くんだよ」
②タンパク質(肉、魚、チーズ、卵など)を置く場所
噛むことを意識して、メインのおかずを置きます。
「ここはハンバーグの場所だよ。お肉を食べてたくさん遊ぶと、力持ちになるんだ!」
③野菜を置く場所
年齢によって必要な量を確認しましょう。
どのくらいの量を食べればいいのか、毎日の食事の中で確認していきましょう。
「お野菜もたべようね。病気に負けない体になるよ」
・フルーツを置く場所
常にフルーツが用意できるとは限りませんが、ご飯のあとのご褒美を少しだけ用意してあると楽しいですね!
「フルーツの場所はここ!風邪にまけないようにね!」
「今日はみかんを乗せるね、ほっぺたがつるつるになるかな?」
・思うように食べられなかった時は、食べられたところに注目して声がけをしてあげるといいですね。どんな栄養をとれたのか言葉にしてあげると、ポジティブに食事を終えられるでしょう。
「お野菜は残っちゃったけど、その分お肉は全部食べられたね!ご飯も全部食べたから、午後はたくさん遊べるね!」
「あとちょっとだけお野菜食べると、もっと元気になると思うよ」
と、一口だけ勧めてみるのもいいでしょう。
目で確かめて、量を覚えていくと「今日は野菜ちょっと足りないかも」と言い始めることもあるかもしれませんね。
毎日繰り返すことは、すぐに効果を求めず、気長につづけていきましょう。
あそびかた・作り方
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こんなお子さんにおすすめ!
お役立ちコンテンツ
参考・外部リンク
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586577.pdf
栄養バランスプレート
https://peraichi.com/landing_pages/view/balanceplate#:~:text=%E5%A4%A7%E5%A6%BB%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%83%BB%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E7%BE%8E
ハーバード 「健康な食事プレート」
https://nutritionsource.hsph.harvard.edu/healthy-eating-plate/translations/japanese/