子どもへの肯定的な声かけ・言葉がけが1000パターン以上。シーン別の声かけレシピ集
playList | プレイリスト
困った時の声かけ | あそびと声かけ | 絵本と声かけ |
0-2歳の声かけ | 3-5歳の声かけ | 小学生の声かけ |
町が発展するのっていいこと?都会の子どもに読んでほしい絵本『ちいさいおうち』
最終更新:2023.10.15
記事の目次
記事の執筆者
もっと見る
声かけのシーン(背景・導入)
絵本『ちいさいおうち』は、人の手よって町が発展していく一方で、失われていくものもあるということを、見事に描き出した傑作です。
―――のどかで静かな田舎の丘に、ちいさいけれど、しっかりと作られたおうちがありました。
住んでいる人たちは、ゆたかな自然に囲まれて、四季を感じながら、のんびり幸せに暮らしていました。
あるとき、家のまわりに大きな道路ができました。
それから、たくさんのお店が建って、たくさんの自動車が走るようになって、駅が出来て、電車が走るようになりました。
たくさんの高いビルが建ち、夜の間もずっと町は明るいままになりました。
ちいさいおうちは、なにも変わらずにそこにいるだけなのに、活気ある町のなかでどんどんとみすぼらしくなっていくのでした―――。
子どもと一緒に、時の流れを恋しく感じたり、街が活気づいていく裏側にある寂しさや悲しさを、味わってみてください。
広告部分
絵本がもっと面白くなる!!
おすすめの声かけ
この家のひとたちは、どんな気持ちだったんだろうね
■子どもにたくさん問いかけましょう
(例)
「うーん。どうしてこの町に大きな道路が出来たんだろうね?」
(だってそのほうが、たぶん便利だから!)
「大きい道があったほうが、便利なの?」
(だって車が走りやすいし、お店とかもいっぱい出来るでしょ!)
「お店がいっぱい出来て、町が便利になるって、いいことなのかなぁ?」
(いいことだよ!)
「うーん…。ママパパはそうは思わないなぁ。この町の人が、大きな道路を作ってほしい!って思ってたら、そうかもね、でも、街の人は大きな道はいらないって思っていて、誰かが勝手に作った道路だったら…?」
(えっと…)
「この家のひとたちは、どんな気持ちだったんだろうね。頼んでいないのに、急に家の前がにぎやかになって、お店がいっぱいできて、うるさくなって、どう思ったんだろう…」
(う・・・それは…ちょっといやかも…)
他にも、
「このちいさなおうち以外の家は、みんななくなっちゃったね。どこにいったんだろう?もしかして、邪魔だからって、無理やりどこかに移動させられちゃったのかな」
「どうしてこのちいさなおうちの人たちは、お引越しないで、残ったんだろう?」
「新しくやってきた都会のひとたちは、このちいさなおうちを見て、どういうふうに思うんだろう。邪魔だな、とか、汚い家だな、とか、別の場所に行けばいいのにって思ったりするのかな。」
「この町は、最初は自然がいっぱいあったよね。木とか池とか、人が切ったり埋めたりしてなくなっちゃったものは、もう取り戻すことは出来ないのかなぁ?」
「こうやって、人が全部の木を切っちゃったら、地球はどうなっちゃうんだろう?」
「便利になって嬉しい人もいるし、便利になることで悲しむ人もいるんだね」
など、たくさんお話できるポイントがありますね。
正解を見つけることが大切ではありませんので、それぞれ自分の意見として、親子で考えてみる時間を大切にしてくださいね。
(例)
「うーん。どうしてこの町に大きな道路が出来たんだろうね?」
(だってそのほうが、たぶん便利だから!)
「大きい道があったほうが、便利なの?」
(だって車が走りやすいし、お店とかもいっぱい出来るでしょ!)
「お店がいっぱい出来て、町が便利になるって、いいことなのかなぁ?」
(いいことだよ!)
「うーん…。ママパパはそうは思わないなぁ。この町の人が、大きな道路を作ってほしい!って思ってたら、そうかもね、でも、街の人は大きな道はいらないって思っていて、誰かが勝手に作った道路だったら…?」
(えっと…)
「この家のひとたちは、どんな気持ちだったんだろうね。頼んでいないのに、急に家の前がにぎやかになって、お店がいっぱいできて、うるさくなって、どう思ったんだろう…」
(う・・・それは…ちょっといやかも…)
他にも、
「このちいさなおうち以外の家は、みんななくなっちゃったね。どこにいったんだろう?もしかして、邪魔だからって、無理やりどこかに移動させられちゃったのかな」
「どうしてこのちいさなおうちの人たちは、お引越しないで、残ったんだろう?」
「新しくやってきた都会のひとたちは、このちいさなおうちを見て、どういうふうに思うんだろう。邪魔だな、とか、汚い家だな、とか、別の場所に行けばいいのにって思ったりするのかな。」
「この町は、最初は自然がいっぱいあったよね。木とか池とか、人が切ったり埋めたりしてなくなっちゃったものは、もう取り戻すことは出来ないのかなぁ?」
「こうやって、人が全部の木を切っちゃったら、地球はどうなっちゃうんだろう?」
「便利になって嬉しい人もいるし、便利になることで悲しむ人もいるんだね」
など、たくさんお話できるポイントがありますね。
正解を見つけることが大切ではありませんので、それぞれ自分の意見として、親子で考えてみる時間を大切にしてくださいね。
閲覧数・いいね数
閲覧数
562
いいね
8
こんなお子さんにおすすめ!
お役立ちコンテンツ
参考・外部リンク
「 情操教育」に関連する記事
2023/10/14
対象 4歳~
2023/04/19
対象 6歳~
2023/10/15
対象 4歳~
\「情操教育」に関する記事をもっと見る!/
Podcast番組「コドモトハナス」
「コドモトハナス」
- 心理士とパパの子育て相談室 -
#31 子どもが親のしてほしい事と真逆の事を全力でやってくる。 2024/11/15 最新話!
#30 吃音ばかりの子供とはどう接すればいい? 2024/11/8
#29 冗談が全く伝わらない子どもにはどう接すればいい? 2024/11/1
#28 子どもがフィクションに感情移入しすぎて困る。どうすればいい? 2024/10/25
#27 2歳の子どもがなかなか発語をしない。どうすればいい? 2024/10/18
SNS更新中!
Instagramをフォローして最新情報をチェック!