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【声かけ】字を書くのが嫌いな子どもに我が家で実践した「好きなモノ」アプローチ
声かけのシーン(背景・導入)
息子は書くことに少し苦手意識があります。読むことには支障はありませんが、書くこととなると、やりたくないの一点張り。
わたしは、
「練習すれば書けるようになるよ。」
「ドリルとかで何度も書けば書けるようになるよ。」
と励まして書くことを促していました。
一方、息子は
「手に力が入らないんだよ。」
「これは、全然ひらがなに見えない!」
と、鉛筆を投げたり、乱暴に鉛筆で殴り書きをしたり。。
通信教材のワークも大好きなキャラクターのドリルもほったらかしになっています。
そんなLDの特性のある息子が少しずつ字を書くことが楽しいと思えるようになった最近のことを少し紹介します。
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体幹が弱く、協調運動が苦手などの特性があり、書くことに困難を感じる子がいます。いわゆる学習障害と言われる発達障害の一種のようです。
本を読むことが好きな息子にとって、読めるのに書けない、そんなもどかしさで落ち込むこともしばしば。鉛筆を持つことも抵抗していた時期がありました。
今思えば、学習障害(LD)の特性により困っていることに気づかず、無理やり克服させようとしていた。その結果、苦手意識をより強くしていたように思いました。
そこで、遊びや好きなことから文字を書く機会を増やすことはできないか、いろいろとアプローチを考えてみました。
・クリスマスプレゼントは何が欲しいか、サンタさんに手紙を書く。
・今日観た動画のタイトルをノートに書く。
・明日はゲームでどんなことがやりたいか。
・息子と一言交換日記も始めてみました。
日常の中で少しでも文字を書く機会を増やすことで、書くと自分の言いたいことが伝わることに気付いたようで、少しずつ自分から鉛筆を持つようになりました。
書き順や、綺麗に書くことよりも、まずは書きたい気持ちを大切にしたいと思っています。
先日、息子から初めてお手紙をもらいました。
一文字一文字に、やさしい想いの詰まったお手紙でした。
何度もめげそうになって嫌がる姿。
でも、できた時には、くちゃくちゃな顔して喜ぶ姿を考えると胸が熱くなりました。
お手紙ありがとう。
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