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【ベビーサイン】おててではなそ ぽんぽん・ちゅ!【赤ちゃんとおしゃべり】
記事の目次
記事の執筆者
声かけのシーン(背景・導入)
赤ちゃんと手で話せるなんて!と、気になりますよね?
赤ちゃん手話は「ベビーサイン」と呼ばれ、まだ喋れないお子さんとハンドサインを使ってコミュニケーションをとることができると話題です。
やってみたいけれど、「赤ちゃんの負担にならないかしら?」と、お考えの方もいるでしょう。
私も好奇心で赤ちゃん手話を試してみた一人です。
やってみて実際どうだったかを交えて、ベビーサインの本をご紹介します。
我が家ではベビーサインの本を読み、離乳食の時期から取り入れました。
軽い気持ちで始めたのですが、私たちはあまり苦労せずに多くの「語彙」を持つことになります。
「ちょうだい」「もっと」「いらない」という基本的なもの意外に、手遊びを通じて「バナナ」「のみもの」「とり」「おむつ」など手話でたくさんの言葉を使っていました。
喃語の時期に、スーパーのクリスマスツリーを指さして「星」「キラキラ」と教えてくれたこと、学校から聞こえるのチャイムに、「聞こえる」「おおきい」と伝えてくれたことはいい思い出です。
赤ちゃん手話の効果については、それぞれの団体の説明にお任せするとして、私個人の意見では、赤ちゃん自身が「自分には発信する力がある」、「無力ではない」ということを早くに自覚できる点が魅力だと感じました。
下の子にも教えましたが、彼はおしゃべりするほうが手っ取り早かったらしく、あまり使わないで終わりました。食いしん坊だったので、空腹を訴える「おっぱい」のサインだけは長く使っていました。
これもまた、それぞれの子どもの性格にもよるのです。
ジェスチャーを使ったコミュニケーションは教室に参加したり本を参考にしなくても、自然と赤ちゃんと保育者とのやり取り間で発生するものです。
気楽に初めて、合ったら取り入れるくらいで充分な効果がありそうです。
発話の早さは子どもの将来を約束するものではありません。
何か特別な効果を求めるよりは、お子様と良好な関係を築く目的で始めるのがよさそうです。
保育者とあかちゃんが楽しく過ごせる育児を選択していきましょう。
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おすすめの声かけ
離乳食が始まり、指さしが出来るようになったら始め時です。
あかちゃんの発達段階に合わせて、ハンドサインはご家庭でアレンジしていいとおもいます。
●「もっとたべる?」
といいながら保護者が決めたハンドサインを見せます。
欲しそうにしていたら、お子さんの手を取って同じサインをさせてあげながら「もっと」と繰り返します。
食事の時に使う単語は練習がスムーズにできますね。
「もっと遊びたい」、「まだ帰りたくない」など満足しないときには「もっと」がでてくるようになります。
●ごちそうさまに合わせて「おしまい」とおしえます。
この二つは使う頻度が高く「もう要らない」という意思表示も使えます。
コツがあるとすれば、毎回同じ言葉で同じハンドサインを使うことです。
いずれにしても、基本は保護者の方の大量の声がけです。
話す時に決まったジェスチャーをつけるということを意識すれば、色々な言葉をお子さんに認識させることができるでしょう。
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こんなお子さんにおすすめ!
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参考・外部リンク
marupon(著/文 | イラスト)
吉中 みちる(監修)