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【長期休暇】長距離移動をスムーズに!まずは事前の準備を【お楽しみバッグ】
声かけのシーン(背景・導入)
長期休み、長距離ドライブや公共機関を使っての移動では普段は大人しくしていられる子も落ち着かなくなることがあります。
初めて使う公共交通機関は、前もって、絵本や動画で飛行機、新幹線、電車、バスの中での過ごし方を予習しておくと安心して行動することができますね。
――が、そうは言ってもなかなかコントロールは難しいものです。
前もってお話する以外に、移動の時間に別のことに集中してもらう行き帰りの作戦も立てておきましょう。
素敵なお楽しみバッグを作って楽しいお出かけに出かけましょう!
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こんな「声かけ」がおすすめ!
「新幹線の中では小さい声で話すよ」
「走りません。歩きます」
公共の場所では、できないことを簡潔に告げます。
前もってお約束するのがとても大事です。問題となる行動を始めてしまった後に、やめさせようとしても、相当の労力を使うのにあまり効果的ではないことがほとんどです。
機嫌よく乗れるように、お手洗いや飲食は済ませておくといいでしょう。
「今日のお楽しみバッグには何が入っているかな~」
移動が始まったら、お楽しみバッグの出番です。
保護者の方のかかわり方で、子どもたちは静かに過ごすことができます。
大人の方が複数人いるようでしたら、遊びの担当を決めておくといいかもしれませんね。
お楽しみバッグにはこんなものが入っています。
①慣れたお気に入りの絵本
②遊び馴れたおもちゃ
③お絵かき(電子お絵かきボードが便利です)
④子どもが好きなおやつ
⑤新しい絵本
⑥新しいおもちゃ
⑦あまり与えていない素敵なおやつ
⑧DVDプレイヤーとイヤホン
保護者の方がひとつづつ取り出して与えてください。
絵本は移動の初めの方が集中して聞いてくれるでしょう。
素敵なおやつが出てくることを前もって知らせておくと、ワクワク感で旅はもっと楽しくなります。
こどもたちは退屈でなければ静かにしていることができます。
理解して自分で静かにしていられるようになるまでは、何が出てくるのか分からないお楽しみバッグは旅の必需品となるでしょう。
(飛行機に乗る時、耳栓が苦手なお子さんは、イヤホンで好きな音楽を聴けるように準備しておくと耳が痛くならなくていいかもしれません)
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