子どもへの声かけレシピ集
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ほかの子が遊んでいるものを取ってしまうときの声かけ
最終更新:2023.04.26
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声かけのシーン(背景・導入)
小さいお子さんはほかの子が楽しそうに遊んでいるおもちゃを見ると、「面白そう!」と手を出してしまうことがありますね。大きくなってからも、「やってみたい!」という強い気持ちがあると、相手の気持ちが見えなくなって、ついつい人のものに手を出してしまうお子さんがいます。お友達とはそんなことがなくても、兄弟間だと力の関係が固定化して、そのような行動が表れるお子さんもいます。
悪気はなくても、目に入ったものに突発的に手を出してしまうと相手とのトラブルの原因となります。年齢が進んでくると、目に見える物だけでなく、”時間“、”場所“、”関係性“など抽象的な事柄についても、自他の区別をつけることは非常に重要となります。小さいうちから自分ものと他人のものの境界線をきちんとひけるようにしてあげましょう。
こんな「声かけ」がおすすめ!

それは誰のものかな?今誰が使ってたのかな?
●小さなお子さんの場合、その場で行動を止めて、「これで遊びたかったんだね。今〇〇ちゃんが使ってるから、終わったら貸してもらおうね」「それまで違うおもちゃで遊ぼう」と声をかけます。相手の子に、「終わったら貸してね」と伝えるのを手伝いましょう。
●ある程度理解できている子が突発的に相手のものを奪ってしまったときは、「それは誰のものかな?今誰が使ってたのかな?」と自分で気づけるように声をかけます。
●相手の気持ちに気が付いていない場合は、「おもちゃを取られちゃって〇〇ちゃん悲しそうだね」「まだ遊んでいる途中みたいだよ」と相手の気持ちを翻訳して伝えてあげましょう。
●反対に、相手の子が自分の使っているおもちゃに手を出してしまったときは、「今使っているからあとでね」と伝えるように教えてあげましょう。今使っているおもちゃを奪われることなく安心して遊べる状況を保障してあげることで、自分も相手も尊重することができるようになっていきます。
●ある程度理解できている子が突発的に相手のものを奪ってしまったときは、「それは誰のものかな?今誰が使ってたのかな?」と自分で気づけるように声をかけます。
●相手の気持ちに気が付いていない場合は、「おもちゃを取られちゃって〇〇ちゃん悲しそうだね」「まだ遊んでいる途中みたいだよ」と相手の気持ちを翻訳して伝えてあげましょう。
●反対に、相手の子が自分の使っているおもちゃに手を出してしまったときは、「今使っているからあとでね」と伝えるように教えてあげましょう。今使っているおもちゃを奪われることなく安心して遊べる状況を保障してあげることで、自分も相手も尊重することができるようになっていきます。
記事の執筆者
はじめまして!はなさかかあさんと申します♪
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
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