『キャプテン・リノ』は何歳から遊べる？集中力・慎重さを育む遊び方

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『キャプテン・リノ』は何歳から遊べる？集中力・慎重さを育む遊び方

最終更新：2023.04.01

記事の目次

声かけのシーン（背景・導入）

おすすめの声かけ（結論）

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こっこ先生

臨床心理士、公認心理師

・大学、大学院で発達心理学と臨床心理学を修了
・認定心理士、臨床心理士、公認心理師の資格を取得
・医療と教育分野に10年以上従事する現役心理士
・子どもから高齢者までの幅広い臨床経験
・厚生労働省認可のもと公認心理師実習指導者として後進に育成にあたる

【職務経歴】
・教育委員会の教育相談
・国立、大学病院等の精神科、心療内科、神経科、児童精神科
・製薬会社の治験（新薬開発）における心理評価

【職務経歴】
・心理学の専門的知識
・心理相談、カウンセリング、心理療法、プレイセラピー
・心理検査（発達/知能/性格/認知/うつ/不安等）
・研究論文執筆や学会発表
・心理実習生の指導
・大学や研修会での講師
・Podcastラジオパーソナリティ

声かけのシーン（背景・導入）

『キャプテン・リノ』は、折り曲げたカードを積み上げていき、崩さないようにビルを高くしていくゲームです。手札のカードをすべて出し切ったら、アガリです。

準備もルールもシンプルなため、5歳から遊べるようになっています。

土台を崩さないように指先でそっと置かなければならないので、指先の巧緻性や力の調整が必要になります。
全体のバランスを考えて、どのカードを出そうか慎重に考える必要もあります。
机を揺らしたり息を吹きかけるだけでもビルは揺れますので、相手の番の時も静かに見守ったり…たくさんのスキルを鍛えることができるでしょう。

どんどん高く積み上がるので、ドキドキハラハラ。特殊カードを使ってママパパにいじわるしたり、とっても盛り上がります。

あそびの可能性が広がる！！
おすすめの声かけ

そーっと、そーっと…

・基本は上に伸ばしていくゲームですので、「３人でどれだけ高くできるか一緒に協力しよー」と言って、相手を応援する協力ゲームに切り替えても良いですね。
・「そーっと、そーっと…」とつぶやきながら、慎重に乗せる姿勢の見本を見せましょう。
・「うー、崩れそう、ドキドキする！」「よかった、乗った！こわかったー」と意識的に口に出し、高揚感やチームプレイ感を共有しましょう。
・「わー、こっちにかたむいてる！」「曲がってるほうと反対に置いてバランスとらなきゃ！」と重心やバランスを意識させる声掛けをしましょう。
・「机たたくとビルが揺れちゃうね！」「息がかかると崩れそう！」と相手の番も見守れるように促しましょう。
・子どもが失敗する前にあえてママが失敗した姿を見せて、パパが「どんまいどんまい！」と明るく言い、「失敗したときは、ドンマイって言ってあげるといいよ」と教え、子どもにも言わせましょう。ママは元気に「残念！もういっかい！」と気持ちを切り替えるお手本をあらかじめ見せておきましょう。
・同じように子どもが失敗したときも「どんまいどんまい！パパのカードが曲がってたのかも〜！みんなでもう1回チャレンジしよう！」明るくサクッと切り替えましょう。本来は対戦ゲームですが、協力ゲームとして行っているので、誰かが負けることはありません。楽しんで遊びましょう！