子どもへの声かけレシピ集
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子どもがご飯よりおやつを欲しがる時の対応
最終更新:2024.06.25
記事の目次
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声かけのシーン(背景・導入)
ご飯の直前に子どもがおやつを欲しがる時ありますよね。今食べたらおやつでお腹がいっぱいになってしまってご飯が食べられなくなる…。先にご飯を食べてほしい…。
でも、子どもって、もうおやつで頭がいっぱいになってしまって、もらえるまでごね続けますよね。
子どもは、生存本能から、エネルギー吸収のよい甘みや高カロリーな脂肪分を好む傾向にあります。
おやつには甘みや脂肪分、うまみが含まれているものが多く、強い快感が手軽に得られます。おやつを食べることで脳内の報酬系が刺激され、ドーパミンと言う快感物質が出るため、何度もおやつを食べたがります。そして食べられない時はイライラするようになります。
また、子どもは、自制心をつかさどる脳の前頭前野が未発達であるため、「食べたい」という衝動を感じるとそれを抑えることが難しいです。
これらの要因から、子どもはすぐにおやつを食べたがり、我慢できなくなってしまっています。
そんな時に、我が家でしている方法です。
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こんな「声かけ」がおすすめ!

これ〇〇ちゃんのだからね。ご飯全部食べたら食べていいよ
子どもがご飯の前におやつを欲しがったら、おやつの袋に名前を書いたり、小皿に入れたりして子どもの前に置きます。
「これ〇〇ちゃんのだからね。ご飯全部食べたら食べていいよ」
子どもは、おやつが手に入った!自分のものになった!と嬉しくなっているのでそれ以上ごねません。
目の前に“おやつ”という報酬があることで、頑張ってご飯を食べてくれます。「ピカピカになったよ!」とお皿を見せてくれるので、「ほんとだ!頑張って食べられたね~!じゃあこれ食べていいよ!」とおやつを渡します。
こうやって食べてくれると、親の方がついついちょっと欲張ってたくさんご飯を盛ってしまいたくなりますが、子どもが確実に食べられると思う量をよそって「ご飯を全部食べたからおやつを食べられた!」という成功体験をたくさん積ませてあげてくださいね。
このように報酬を少しの間遅らせ、ちょっと我慢したらほしいものが手に入った!という経験を繰り返すことで自制心が育まれていき、成長にしたがってすぐにおやつを食べなくても我慢ができるようになっていきます。
自制心があれば、将来的にお金や時間などを衝動的に使ってしまうことなく、計画的に自分の欲求や衝動をコントロールする力につながります。小さなことですが、人生において重要な力につながる習慣ですので、ぜひお試しくださいね!
「これ〇〇ちゃんのだからね。ご飯全部食べたら食べていいよ」
子どもは、おやつが手に入った!自分のものになった!と嬉しくなっているのでそれ以上ごねません。
目の前に“おやつ”という報酬があることで、頑張ってご飯を食べてくれます。「ピカピカになったよ!」とお皿を見せてくれるので、「ほんとだ!頑張って食べられたね~!じゃあこれ食べていいよ!」とおやつを渡します。
こうやって食べてくれると、親の方がついついちょっと欲張ってたくさんご飯を盛ってしまいたくなりますが、子どもが確実に食べられると思う量をよそって「ご飯を全部食べたからおやつを食べられた!」という成功体験をたくさん積ませてあげてくださいね。
このように報酬を少しの間遅らせ、ちょっと我慢したらほしいものが手に入った!という経験を繰り返すことで自制心が育まれていき、成長にしたがってすぐにおやつを食べなくても我慢ができるようになっていきます。
自制心があれば、将来的にお金や時間などを衝動的に使ってしまうことなく、計画的に自分の欲求や衝動をコントロールする力につながります。小さなことですが、人生において重要な力につながる習慣ですので、ぜひお試しくださいね!
記事の執筆者
はじめまして!はなさかかあさんと申します♪
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
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こんなお子さんにおすすめ!



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