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保育園に行き始めた子が、朝「行きたくない」という時の対処法
記事の目次
記事の執筆者
声かけのシーン(背景・導入)
保育園に通い始めたお子さんが、朝「保育園に行きたくない」と言うとき、親としてどのように対応したらよいでしょうか?
我が子が「保育園に行きたくない」と言い始めたら、焦りますよね。
仕事を休むわけにはいかないし、もしかしてずっとこのまま行かなかったらどうしよう?と不安になったりして、「そんなこと言わないで保育園に行くよ!保育園楽しいよ!!」と言いたくなるかもしれません。逆に、「子どもにこんな思いをさせてまで仕事をする必要があるかな?」と揺らぐ気持ちもあるかもしれません。
子どもにとって、今まで一緒にいて自分のことを分かってくれて助けてくれたパパママと離れて、全く知らない場所で、全く知らない人と一日を過ごすことは本当に大きな試練で、不安が高まります。
初日からワンワン泣いて「パパママ行かないで~~!!」と訴える子もいれば、しばらくは園の楽しさや新鮮さにワクワクして通えていても、しばらくして、「これはずっと通うのか?」「ずっとパパママと離れないといけないのか!?」と気づいて登園を渋る子もいますよね。
保育園で楽しい時間が過ごせることに気が付いて、保育園が楽しいなという気持ちも持っているけれど、パパママと離れる瞬間には悲しみが大きくわいてきて離れがたくなってしまう子も多いことでしょう。
いずれにしても、子どもが「行きたくない」「パパママとずっと一緒にいたい」という気持ちを持つことは当然のことです。
でも、子どもにとって、安心安全な基地であるパパママと離れて新しい世界に出ていくこと、そしてまたパパママのもとへ帰ってくること、それを繰り返して世界を広げていくこともまたとても大切です。
子どもが安心してパパママから離れて外の世界へ出ていくために、どのように対応したらよいのでしょうか?
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意外とあっさり通ってくれていたので、このまま調子よく行けるかな?と思いきや、「行きたくない」と言い出したので、やっぱり慣れない環境に我慢して頑張っていたんだなと感じました。
娘が「行きたくない」と登園しぶりをしたときは、「そうなんだ、行きたくないんだね」とまずは娘の気持ちを受け止め、共感しながら話を聞くようにしました。
私の手を引っ張ってベッドの方へ連れていくので、ベッドでゴロゴロしてスキンシップをとりながらお話ししました。
「保育園でどんなことがあるの?」と聞いてみましたが、特に何かに困っているということではなさそうでした。
「ママと一緒にお家にいる」というので、「ママと離れるの寂しい?」と聞くと「うん」とうなずきます。
「そうだよね。ママと離れるの嫌だよね。保育園行ったらママと離れちゃうから寂しいんだね。〇〇ちゃん、いつもママいなくて寂しかったけど頑張ってたんだね。ママも〇〇ちゃんと離れるの寂しいな。ずっと一緒にいたいな」と伝えてギューッとハグをしました。
そして、「ママと一緒にいたいなって思ってくれてありがとうね。〇〇ちゃんの気持ちお話してくれてありがとう」と伝えました。
しばらくハグしていると、娘の呼吸が落ち着いてきて娘の方から「ママ、おにぎり作って?」「おにぎりもって保育園に行く」と言い出しました。
行きたくない、ママと離れたくない、という気持ちを分かって受け止めてもらって、娘なりに気持ちの整理をつけて切り替えられたのかなと感じました。
子どもが園に「行きたくない」と言い出した時は、「行ってもらわないと困る」という親の気持ちは一旦置いておいて、子どもの気持ちをしっかりと受け止めることが大切です。
実際に「休む」かどうかはともかく、「行きたくない」気持ちをパパママに分かってもらえた、と感じることで、子どもの不安や「行きたくない」気持ちは落ち着いてきます。
その後、我が家の娘は家を出るときはノリノリですが、園でいざ離れるというときに泣けてしまうことが却って増えています。「寂しい」という自分の気持ちをしっかりと感じ取り、表現できているのだなと受け止めています。
「寂しいね、でもちゃんとお迎え来るから大丈夫だよ!行ってくるね!」とタッチして別れています。
泣きながらバイバイと手を振って、気持ちに折り合いをつけながら頑張っている娘を応援しています。
記事の執筆者
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
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