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子供が玄関の靴を揃えない。脱ぎっぱなし。どうやってマナーを教えればいい?
記事の目次
サマリー
子供が玄関で靴を揃えない、脱ぎっぱなしにするときは、靴を揃えるべき理由を伝えるだけでなく、親からの気持ちを伝えることが大切です。子供に靴を揃えて欲しい、本当の理由は、親の「気持ち」です。
口先の理由ではなく、自身の考える本当の理由(親の気持ち)の方が、子供には伝わります。
記事の執筆者
声かけのシーン(背景・導入)
家に帰って子どもが靴を脱っぱなしにして、揃えずに散らかしていたら、揃えることがマナーなのだと教えたいですよね。
玄関で靴が散らかったままになっているとつい「靴をそろえなさい!」ときつい言い方をしてしまいます。「揃えなさい!」と言っただけでやってくれるのであれば簡単ですが、そんな簡単には行きません。
子供がなかなか言う事を聞いてくれなくて、イライラしてしまう方も多いのではないでしょうか。
ただ、ここで、ちょっと考えて頂きたいのは、靴を揃える『理由』です。
靴を揃える理由としては、
①次の日の朝、靴を履きやすくするため
②周りの人がつまずかないようにするため
③見栄えが悪いから。気に入らないから。
④靴を『揃えるべき』という人から悪く見られるから。
恐らく多くのご家庭では、①や②のような説明を子供にしているのではないでしょうか。
仮に、子どもに対して
”次の日に履きやすくするために靴の向きを揃える”
”周りの人がつまずかないように”
とマナーを教えたとしても、
「別に、靴は履ければいいんだし、まあいっか!」
「別に自分はつまずかないし、大丈夫」
と、なってしまいます。
子供の年齢や特性にも寄りますが、未来について考えることが苦手だったり、自分以外の人間について思いを馳せることが苦手な子供もいます。
また、そもそも靴がバラバラでもそこまで時間はロスしません。
①や②の理由というのは、実際そこまで説得力が強くありません。
恐らく多くの方にとって、本当に靴を揃えさせたい理由は③や④なのではないかと思います。
③や④の問題は、「見栄え」や「周囲からの評判」です。
これも当然気になります。
ではどのように声かけをしていきましょうか。
我が家での例を紹介致します。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
なので、子供に「気持ち」を伝えてみてください。
「ママね、大事な靴は大切に扱って欲しいんだ。」
「〇〇ちゃんの靴さんがバラバラでないてるよ」
「玄関はみんなが朝出かけたり、夜に帰ってくるところだから、綺麗にしていたいんだ。」
「足の踏み場がないと、ママ・パパはちょっと嫌な気持ちになるんだ。」
「玄関が綺麗だと、凄く気持ちいいね!」
などと声をかけてみるのはどうでしょうか。
たまに両手に荷物がいっぱいの時などにわざと靴を揃えないで
「あら大変!ママの靴も泣いてるね、靴を揃えなくちゃ」
と話してみたりしてもいいかもしれません。
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