子どもへの声かけレシピ集
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言葉がゆっくりで要求が苦手な子どもの気持ちを引き出す!8ステップ支援法
最終更新:2025.04.05
記事の目次
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声かけのシーン(背景・導入)
言葉で自分の気持ちや要求を伝えることがうまくできない子どもがいます。
その場合、困っていても伝えられないことで自分の望む対応を他の人から引き出すことができずにストレスがたまったり、身体の調子を崩してしまったりする可能性があります。
そもそも人に対して関心が薄く何かを伝えようという欲求が少なかったり、他者の感じ方を想像することが苦手だったりするため、どのように伝えたらよいかわからない子どももいます。
そのような子どもが人に自分の気持ちや要求を伝えられるようになるための段階的な練習をご紹介します。
こんな「声かけ」がおすすめ!

ほしいものを選んでカードを渡してね
おやつ、おもちゃ、などの魅力的なものを使って、要求したい気持ちを引き出します。子どもにとって欲しいものややりたいことであると、要求が出しやすくなります。
ここではおやつを例に考えます。
おやつの時間に欲しいおやつを選んでお願いする練習をします。
2種類のおやつのカードを準備し、
「どっちがほしい?」
「欲しいものを選んでカードを渡してね」
と伝えます。
子どもがカードを渡してくれたらおやつを渡します。
このように、要求すると自分の望みがかなうという経験を繰り返すことによって、他者に伝える気持ちを育てていきます。
初めはカードのみ、次第に言葉を添えてお願いできるよう、段階的に練習していくようにします。
以下の①→⑧の順に難易度が上がるので、子どもの力に合わせて簡単なものから徐々に難易度を上げて行いましょう。
1 実物
2 写真カード
3 絵カード
4 記号カード
5 絵と文字カード
6 文字カード
7 文字カードプラス言葉
8 言葉のみ
最終的に言葉で要求することができるようになることが理想ですが、言葉が出なくても、カードを使って意思を伝えることができれば、それは大事なコミュニケーション手段となります。
ここではおやつを例に考えます。
おやつの時間に欲しいおやつを選んでお願いする練習をします。
2種類のおやつのカードを準備し、
「どっちがほしい?」
「欲しいものを選んでカードを渡してね」
と伝えます。
子どもがカードを渡してくれたらおやつを渡します。
このように、要求すると自分の望みがかなうという経験を繰り返すことによって、他者に伝える気持ちを育てていきます。
初めはカードのみ、次第に言葉を添えてお願いできるよう、段階的に練習していくようにします。
以下の①→⑧の順に難易度が上がるので、子どもの力に合わせて簡単なものから徐々に難易度を上げて行いましょう。
1 実物
2 写真カード
3 絵カード
4 記号カード
5 絵と文字カード
6 文字カード
7 文字カードプラス言葉
8 言葉のみ
最終的に言葉で要求することができるようになることが理想ですが、言葉が出なくても、カードを使って意思を伝えることができれば、それは大事なコミュニケーション手段となります。
記事の執筆者
はじめまして!はなさかかあさんと申します♪
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
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