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子どもが自分で出来るのに「やって!」と甘えてくるときはどうしたらいい?
声かけのシーン(背景・導入)
子どもの甘えは受け入れた方がいいの?それとも甘やかさずピシッとというべき?
子育てをしていると、こんな風に迷う場面が多々ありますよね。
「お着替えしようね」と声をかけても、「ママやって~!」と甘えてくる子。
自分でご飯を食べられるのに「食べさせて!」という子。
歩かずに「抱っこ抱っこ」の子。
「うちの子はわがままなのかな?」
「甘やかしてばかりでは何もできない子になってしまうのでは?」
と、心配になり、どこまで受け止めたらいいのかわからなくなってしまうこともあります。
また、自分でできるはずなのに「やって!」ばかりの子どもにイライラしてしまうこともあるかもしれません。
2~3歳ごろから、子どもは「自分で!」という気持ちが強くなり、いろんなことを自分でやってみたいという自立心が芽生え始めます。
一方で、まだまだできないことやわからないこと、思い通りにいかないことがたくさんあります。
そんな時に、パパママのもとへ戻ってきて甘えることで、再び外へ向かっていくためのエネルギーを蓄えています。
「自分の力を試したい」というモードと「安心できる場所に戻って充電したい」というモードを行ったり来たりすることがこの時期の特徴であり、このサイクルを繰り返すことで子どもは成長していくことができます。
人に迷惑をかけるわがままと違い、子どもの心の成長に必要な甘えはできるだけ受け止めて満たしてあげましょう。
心を十分に満たしてあげると、また自分で頑張ってみたい!という気持ちに傾いていきます。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
基本的には、子どもが「やって!」と言ってきたら「いいよ~」と受け止めてあげて大丈夫です。
あまりにも言い方が横暴な時は、
「〇〇してほしいの?」
「じゃあ〇〇してくださいってお願いして?」
のように声かけをすることもあります。
また、ちょっとだけ甘えたいな、ということもあります。
そんな時は、初動だけお手伝いしてあげればスムーズに取り組めるので、こんな風に声かけします。
「5回だけ〇〇してあげるから、そのあとで〇〇しようね」
「あそこの電信柱まで抱っこしてあげるからそこから歩こうね」
何か難しいことがあって躓いているようなときは、
「ママと一緒にやってみる?」
「どこがむずかしい?お手伝いしようか?」
などと、一緒にやったり見本を見せたりしてあげます。
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