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絵本「さむがりやのサンタ」でサンタの一日をのぞいてみよう!
声かけのシーン(背景・導入)
この絵本では、サンタさんのクリスマスに密着して、
サンタさんの1日をのぞくことのできるユニークな絵本です。
「やれやれまたクリスマスか!」
クリスマスイブの朝、サンタさんのそんな一言で始まります。
あれ?
世界中の子どもたちに夢と希望と笑顔を届けるやさしいサンタさん、、
とはなんだか少しイメージが違いますね。
「えんとつなんてなけりゃいいのに!」
おもてなしのドリンクに「ふん、なんだジュースかい」
「かいだんかいだんまたかいだん!」
ブツブツ文句を言いながらも年に一度の大仕事を淡々とこなすサンタさん。
すべての子どもたちにプレゼントを配り終え、
朝焼けの空の中ソリを走らせるサンタさんは、
どこからどう見ても夜勤明けのおじさん。
大仕事を無事やり遂げ帰宅したサンタさんは、どこか清々しくもあります。
家族(イヌのポチ、ネコのクロ)との再会にサンタさんの表情も和らぎます。
チキンを焼いて大好きなお酒をちびちび、ソファでうたた寝。
サンタさんはクリスマスを誰よりも楽しみにしているのかもしれませんね。
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クリスマスムードが本格的になる年の瀬。
冷たい空気と街のイルミネーションがクリスマスを盛り上げてくれます。
想像の世界のキャラクターなのか、それとも、実在する人物なのか。
子どもにとっても大人にとってもどこかつかみどころのない存在であるサンタさん。
この絵本のサンタさんを見ると、
「サンタさんも私と同じでクリスマスにはチキンやケーキを食べるの?」
子どもたちは思うかもしれませんね。
息子もクリスマスを楽しみにしているようで、
「今年はサンタさんにはゆっくりしていってもらいたいから、
お酒やケーキをおもてなししよう!サンタさんの席も用意するよ。」
サンタさんにもクリスマスパーティにいてほしくてはりきっています。
大人はドキリ。
わたしも幼い頃、サンタさんに手編みのマフラーを用意したり、お手紙を書いたり、
どんな人なのかワクワクドキドキしながらクリスマスを心待ちにしていました。
年に一度だけどこからともなくやってきて、プレゼントを置いて帰って行くサンタさん。
どこの誰かはわからないけれど、とても大切な存在だったのを思い出します。
このお話は、サンタさんが、ほんの少し近くにいるような不思議な気持ちにさせてくれる絵本です。
クリスマスが楽しみですね!
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