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子どもが無理な要求をしてダメと言ったら泣き叫ぶ!どうすれば?
声かけのシーン(背景・導入)
子どもから「〇〇したい」「〇〇して」と言われるとき、ついつい、「ダメ」「え~無理」などと答えてしまいませんか?
親からすると、「このタイミングで!?」「それは無理でしょ」と当然思うようなことを子どもは突然要求してきます。それにすべて答えることは親もスーパーマンではないので難しいことです。
でも、子どもの要求に対して第一声から反対してしまうと、子どもは自分を受け入れられていないと感じ、泣いたり叫んだり暴れたりして癇癪を起こしてしまうこともあります。必要以上に執着したり抵抗したりして、親と子が対立関係になってしまいやすいです。あるいは、子どもが自分の感情を押し殺して親に合わせるという関係性になってしまうこともあります。
そのように親子関係がこじれてしまうと、子どもは欲求不満となり不安定になってしまいます。親に愛されているのか確かめるような行動が増え、親子ともに疲弊してしまう可能性もあります。
まず「いいよ」と子どもの要求を受け入れることで、子どもは安心します。一回子どもの要求を断ったからといって即座に親子関係が壊れてしまうということはありませんので心配しすぎる必要はありませんが、無駄な争いを生まないよう、最初のひとこと目を工夫しましょう。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
「絵本読んで」
「(え~~~!!今急いでるから無理なんだけど)いいよ。絵本読んでほしいんだね。でもさ、今からママ大急ぎでご飯作ってお風呂洗って洗濯物取り込んで…ってしないといけないんだよね。お風呂入ってご飯食べたあとならゆっくり読んであげられるけど、どうしよう?」
「絵本読んで」
「(〃)いいよ。ママ今ご飯作ってる途中だから、大急ぎバージョンでもいい?」(絵をパラパラ見ながら適当に話をはしょって短く絵本を読み終える)
「(〃)いいよ。ママが読むから〇〇ちゃんがページをめくってくれる?」
子どもの要求をすべてかなえることは難しいけど、部分的にならできる、ということでも問題ありません!今できることを探して、まず「いいよ」と言ってみてください。
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