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「ありがとう」とお礼を言えない子供の心理と5通りの教え方。
声かけのシーン(背景・導入)
手伝ってもらったり、貸してもらったりしたときに、「ありがとう」のひとことがスムーズに出てこない子どもがいます。
お友達から、「お礼も言えないの?」と思われてしまうこともあるかもしれません。
社会性が十分に育っていない場合、お礼の必要性を理解していない場合があります。
また、言わなきゃと分かっていても、言うタイミングが分からなかったり、緊張して声に出せない場合もあります。
タイミングよくお礼を言うことは、対人関係のマナーであり、大事なスキルですから、小さいうちから身につけておけると良いですよね。
今回の記事では、「ありがとう」が言えるようになるための、効果的な声かけをご紹介します。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
(1)ありがとうの意味や意図を教える
「ありがとうは、感謝の気持ちをあらわす言葉だよ」
「※〇〇してもらったときは、相手に感謝の気持ちを伝えるために、ありがとうって言うんだよ」
※〇〇=手伝ってもらったとき、助けてもらったとき、教えてもらったとき、貸してもらったとき、ものをもらったとき、応援してもらったときなど、子どもの実体験に置き換えて伝える。
(2)ありがとうのメリットを教える
「ありがとうって言うと、相手ともっと仲良くなれるよ」
「ありがとうって言える子は、まわりから優しくしてもらえるよ」
「ありがとうって言われた人は、感謝されて嬉しいんだよ」
(3)緊張でありがとうが言えない時の代替え法も教える
「ありがとうって言えないときは、こうやって頭を下げると、感謝の気持ちが伝わるよ」
(4)子どもの横にいるときは背中を押すサポートを
△「ほら、ありがとうって言って」
△「お礼いわなきゃだめでしょ」
〇「(小声でこっそり)ほら、感謝の気持ちを伝えるとき、なんていうんだっけ…?」
〇「(小声でこっそり)お礼の言葉、"あ"からはじまる言葉、先生に言えるかな…?」
(5)ママパパがお手本になる
「ママ、手伝ってくれてありがとう!」
「パパ、取ってくれてありがとう!」
ママパパも日常的にありがとうを言い合って、子どものお手本になれるとより効果的です。
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