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1-2歳の子は積み木を何個積める?遊び方や年齢別の目安を紹介します。
最終更新:2024.09.18
記事の目次
サマリー
積み木の遊び方に決まりはありません。どんな風にでも遊ぶことができます。まさに可能性は無限大です。「たくさん積まなきゃいけない」
「きれいに作らなければいけない」
そんな決まりもありません。
自由に積み木に触れ、心の赴くままに遊んでみましょう。
ただ、最初から手におえないほどの数の積み木を与えると、遊び方が分からず雑になってしまいます。
そこでこの記事では年齢ごとの積み木の個数を紹介します。
少ない数、基本の形から始め、十分に慣れてきて物足りなくなってきたら少しずつバリエーションを追加するくらいがちょうどよいです。
積み木のセットがあっても、最初はその中からいくつか選んで子どもの手の届くところに置き、その他はしまっておくようにしましょう。
記事の執筆者
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積み木遊びのねらい
積み木遊びのねらいは、創造力、空間認識能力、手先の器用さ、忍耐力などにあります。
積み木は出来上がるものの自由度が高く、子どもが自分のイメージを形にすることができる道具となります。何を作るか、どのように積み上げるかを考えることで、創造力や発想力が育まれます。
また、積み木を上に重ねていったり、逆に壊したりする中で、
「こうすれば壊れる」
「こうすれば何とか倒れない」
というようなバランス感覚、立体的な空間の認識力が自然に養われていきます。
さらに、積み木は手指の発達や集中力の向上にもつながります。
また、積み木遊びを通じて、子どもたちは繰り返し試行錯誤することで忍耐力を身につけ、成功したときの達成感を味わうことができます。
積み木遊び、年齢別の個数や遊び方

お~こんなに長くなった!
《0歳代》大きめの数個の積み木。柔らかい素材や音がするものもおすすめ
積み木をつかむ、離す、見る、手触りを楽しむ、なめる、振る、叩く、両手で持って打ち鳴らす、崩す
こういったことも赤ちゃんにとっては大きな刺激です。大人にとっては楽しそうに思えなくても形、色、手触り、匂い、音、材質、物理法則など多くのことを学んでいます。
「カチカチ音がするね~」「すべすべだね~」「わ~倒れたね~!」子どもが味わっている感覚を言葉にして子どもの行動を真似してみましょう。
《1歳代》十個~数十個
少しずつ手先が器用になってきて積み木を積み重ねたり並べたりすることができるようになります。高く高く、長く長く並べるのが楽しくなることも。
「お~こんなに長くなった!」と子どもの感動を共有します。
パパママと交互に積んでいっても楽しいでしょう。「わ~ぐらぐらしてる!」「あ~!崩れた~!」とその時の気持ちも一緒に楽しみます。
不安定な置き方をしていても、見守ります。子どもは自分で、どうしたら崩れないか考えます。
《2歳代》数十個~100個
色や形が分かるようになってきたら、「赤はこの箱」「青はこっちの箱に入れてみよう!」など、種類ごとに分けて遊んでみましょう。
また、平面で絵を描くように積み木を並べて「顔だよ~」「お花を作ったよ」など、形や色の特徴を感じて遊ぶのも楽しいです。
簡単な見立て遊びも始まります。車に見立てて走らせたり、家を作ったり、おままごとの道具にしたりすることもあります。親が何か作っていると興味を示して真似しようとします。
いくつかの積み木を積んだり並べたりして、「これ何に見える?」と想像を膨らませるのも楽しいです。
《3歳~》年齢×100個
どんどん遊びの幅が広がり、自由に想像しながら遊ぶようになってきます
イメージが広がり、見立て遊びも発展していきます。子どもが見立てたものに寄り添って声をかけたり、関連したものを隣で作ってみましょう。
例えば子どもが車を作っていたら、
「ぶっぶ~!早いね~」
「ママはトラックを作ったよ~」
「お家も作ろうかなぁ」
などと声をかけてみると遊びが広がります。
さらに、風景も組み合わせて作ることができるようになります。立体的な家やお城、遊園地、動物園、車、電車、街など大きな作品を作り、ごっこ遊びの一部として遊ぶようにもなってきます。飾りとしての積み木をプラスしたり、他のおもちゃと組み合わせて遊ぶ、などすると多彩な表現を楽しめます。
素敵な模様を作ってみる、面白い積み方を考える、などの遊びも、規則的なパターンを作ったり美しさを表現したりと手が込んできます。
夢中になっているときは声かけをする必要はありません。子どもの作品の横で大人も夢中になって作品を作ってみましょう。出来上がったときに子どもが工夫したところや難しかったところを聞いてあげるとよいです。
何人かで作ると、お互いの作り方に刺激を受けて遊びが発展していきます。作ったものを組み合わせたり、協力して作ったりすることも少しずつできるようになっていきます。
☆自由な発想で楽しめることが積み木の魅力ですが、アイディアが浮かばない時は、「積み木 遊び方」「積み木 アート」「積み木 作品」など画像検索して他の人のアイディアを参考にしてみましょう。
「こんな使い方があるの?」と驚くような作品もたくさんあります。真似して作ってみたり、一工夫加えてみたりしているうちにどんどん遊ぶのが楽しくなり、積み木の世界に魅了されていくかもしれません!
積み木をつかむ、離す、見る、手触りを楽しむ、なめる、振る、叩く、両手で持って打ち鳴らす、崩す
こういったことも赤ちゃんにとっては大きな刺激です。大人にとっては楽しそうに思えなくても形、色、手触り、匂い、音、材質、物理法則など多くのことを学んでいます。
「カチカチ音がするね~」「すべすべだね~」「わ~倒れたね~!」子どもが味わっている感覚を言葉にして子どもの行動を真似してみましょう。
《1歳代》十個~数十個
少しずつ手先が器用になってきて積み木を積み重ねたり並べたりすることができるようになります。高く高く、長く長く並べるのが楽しくなることも。
「お~こんなに長くなった!」と子どもの感動を共有します。
パパママと交互に積んでいっても楽しいでしょう。「わ~ぐらぐらしてる!」「あ~!崩れた~!」とその時の気持ちも一緒に楽しみます。
不安定な置き方をしていても、見守ります。子どもは自分で、どうしたら崩れないか考えます。
《2歳代》数十個~100個
色や形が分かるようになってきたら、「赤はこの箱」「青はこっちの箱に入れてみよう!」など、種類ごとに分けて遊んでみましょう。
また、平面で絵を描くように積み木を並べて「顔だよ~」「お花を作ったよ」など、形や色の特徴を感じて遊ぶのも楽しいです。
簡単な見立て遊びも始まります。車に見立てて走らせたり、家を作ったり、おままごとの道具にしたりすることもあります。親が何か作っていると興味を示して真似しようとします。
いくつかの積み木を積んだり並べたりして、「これ何に見える?」と想像を膨らませるのも楽しいです。
《3歳~》年齢×100個
どんどん遊びの幅が広がり、自由に想像しながら遊ぶようになってきます
イメージが広がり、見立て遊びも発展していきます。子どもが見立てたものに寄り添って声をかけたり、関連したものを隣で作ってみましょう。
例えば子どもが車を作っていたら、
「ぶっぶ~!早いね~」
「ママはトラックを作ったよ~」
「お家も作ろうかなぁ」
などと声をかけてみると遊びが広がります。
さらに、風景も組み合わせて作ることができるようになります。立体的な家やお城、遊園地、動物園、車、電車、街など大きな作品を作り、ごっこ遊びの一部として遊ぶようにもなってきます。飾りとしての積み木をプラスしたり、他のおもちゃと組み合わせて遊ぶ、などすると多彩な表現を楽しめます。
素敵な模様を作ってみる、面白い積み方を考える、などの遊びも、規則的なパターンを作ったり美しさを表現したりと手が込んできます。
夢中になっているときは声かけをする必要はありません。子どもの作品の横で大人も夢中になって作品を作ってみましょう。出来上がったときに子どもが工夫したところや難しかったところを聞いてあげるとよいです。
何人かで作ると、お互いの作り方に刺激を受けて遊びが発展していきます。作ったものを組み合わせたり、協力して作ったりすることも少しずつできるようになっていきます。
☆自由な発想で楽しめることが積み木の魅力ですが、アイディアが浮かばない時は、「積み木 遊び方」「積み木 アート」「積み木 作品」など画像検索して他の人のアイディアを参考にしてみましょう。
「こんな使い方があるの?」と驚くような作品もたくさんあります。真似して作ってみたり、一工夫加えてみたりしているうちにどんどん遊ぶのが楽しくなり、積み木の世界に魅了されていくかもしれません!
記事の執筆者
【経歴】
・大学、大学院にて臨床心理学を専攻
・スクールカウンセラー、児童精神科のカウンセラー、
・発達障害児の治療教育的学習支援者として勤務
・家庭教師経験8年
【資格】
・臨床心理士
・公認心理師
・教員免許(中・高)
5児を育てながら、発達障害のあるお子さまや不登校のお子さまの学習支援、発達支援も行っています。
・大学、大学院にて臨床心理学を専攻
・スクールカウンセラー、児童精神科のカウンセラー、
・発達障害児の治療教育的学習支援者として勤務
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