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【2歳・3歳の試し行動】現役保育士が実践する、わざと大人を困らせる子供への対処法
最終更新:2024.03.14
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声かけのシーン(背景・導入)
子供が大人をわざと困らせる行動を取ることはよくあります。
親だったり、担任だったり、初めて会った人だったり。
子供は大人がどんな反応をするか試していて、それを試し行動と呼びます。
高いところに何度ダメと言ってものぼったり、ご飯をポイポイ楽しそうに床に投げたり…
大人がどんなに
「ダメ」
「やめて」
と言っても逆に楽しそうにしたり、全然やめなかったりすることはよくありますよね。
本当に危険な時に困ってしまうので、大人としては危険をできるだけ排除したいし、マナーもきちんと覚えさせたい。
でも逆に面白がってしまったり、何回も繰り返したり。
そういう時は子供は大人の反応を楽しんでいることもあるので、無言で対応するのはどうでしょうか?
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あっちに面白そうなのがあるよ
何回声をかけても全然伝わらなかったり面白がったりしてやめてくれない時は、大人の反応を面白がっていたり、かまって欲しかったりすることが多いです。
そのため、無言で対応することを続けると、
「これは面白くないんだ」
「かまってくれなくなった」
などと感じ、自然とやらなくなることがあります。
例えば高いところにのぼる場合、
「ダメ!」
「危ないでしょ」
「おりなさい!」
と言うのではなく、無言で子どもを地面におろす。
床にご飯を投げる場合、
「落とさないの!」
「なんで落とすの!」
と言うのではなく、その行為は無視する。
などの例があげられます。
ただ無視するのではなく、
「あっちに面白そうなのがあるよ」
「これ食べてみたら?」
と代替案を出すのも有効ですので、ぜひ取り入れていただければと思います!
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