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【2歳・3歳】子どもがおもちゃを投げる理由と止めさせるための声かけ
声かけのシーン(背景・導入)
遊んでいると、突然おもちゃをポイ!
子どもがおもちゃを投げてしまうことがあります。
片付けしているときに、おもちゃ箱に乱雑に投げ入れることも…。
「どうして投げるの?」「壊れちゃうよ?」と言ってもやめない。
「投げたらダメ!」と叱ってもやめない。
何度言っても改善されないと、お互いにイライラしてしまいます。
子どもがおもちゃを投げる理由として、次のようなことが考えられます。
◆遊んでいるとき
・うまくいかないことがあって、イライラして投げる
・おもちゃが飛んでいく様子が面白い
・投げて遊んでいる感覚
◆片付けるとき
・片付けるのが面倒、片付けたくない
・早く片付けたくて焦っている
◆どちらの場合も
・親の反応を見ている
物を大事に扱える子に育ってほしいのに、なかなかうまくいかない。
そんなとき、どんな声かけをすれば良いのでしょうか?
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おすすめの声かけ
子どもがおもちゃを投げたとき、おもちゃを人に見立てた声かけをしてみましょう。
【遊んでいるとき】
①おもちゃを投げたとき、まずは“おもちゃが痛がっている”と伝えましょう。
「おもちゃさん、痛い痛いよ」などのように声かけします。
②「優しく置いてあげよう」と声をかけ、一緒に置きます。
このとき、優しく置くお手本を見せてあげると、子どももイメージしやすいです。
③優しく置けたら、
「おもちゃさん、喜んでるよ」
「〇〇くんにありがとうって言ってるよ」
などのように、おもちゃの気持ちを伝えるような声かけをしましょう。
【片付けのとき】
①「おもちゃさん、ねんねしてあげよう」と声かけします。
②おもちゃを横にして、寝かしつけるようにお手本を見せます。
お手本を見せたあとは、実際に一緒にやってみましょう。
③「おもちゃさんねんねしてるから、そっと入れてあげよう」と声かけしながら、優しく片付けます。
「起こさないようにしてあげよう」などの声かけも子どもに伝わりやすいです。
1歳後半ごろになると、ごっこ遊びを始めます。
優しく扱ったり、寝かしつけたりと、おもちゃを人に見立てたごっこ遊びをしているような感覚に近づけましょう。
また、「優しく置いてあげよう」「ねんねしてあげよう」の声かけの時には、親が実際にやって見せる方が伝わりやすいです。
具体例がわかることで、子どもがより行動に移しやすくなります。
口で言うだけではなく、一緒に行動することを心がけてみましょう。
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