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窓を開ける?「叱る」が「怒る」になる前に冷静さを取り戻すための行動
声かけのシーン(背景・導入)
子育ての中で、全くイライラしないで「叱る」ことは、とても難しいことです。
必要があって叱っているのか、それとも感情に流されて怒っているのか、わからなくなってしまうこともありますね。
優しい言葉で話した方が子どもたちに届く、そう思っていても感情的になってしまうことは多々あります。
危険だなと思った時に、冷静さを保つきっかけになる方法の一つをシェアしようと思います。
現代の子育ては、とても狭い集団で行われています。
イライラしてしまったら、別の家族に任せてクールダウンする――そのようなおおらかな人数で育てられる環境はごくわずかです。
我が家も核家族で子育てをしていますので、いわゆるワンオペで子どもに向き合わなければならない場面がたくさんあります。
自分に全てを任されていると思うと、どうしても冷静でいられないことが出てきます。
子どもを叱る声に感情が入ってきているなと思った時に、真っ先にやることは、
「窓を開けること」です。
窓を開けることによって閉鎖的な環境が外に開かれます。
ご近所さんや道を通る人、誰かと空間を共有していることを意識します。
少なくとも、人に聞かせられないような口調で話すこと、子どもを傷つけて泣かせてしまうようなことはしないで済みます。
自分が叱っているのではなくて感情的になってしまっていると自覚することで、冷静になるチャンスが出来ますね。
アンガーコントロールの手段は、いくつあってもいいものです。これが唯一の方法と思わずに、たくさんの冷静になる手段をもっていきましょう。
変な語尾で話してみる、歌いながら叱ってみる、一度その場を離れる、本や漫画を読む、たくさんの冷静になるきっかけをストックしておきましょう。
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まずはじめに、お話ができない年齢のお子さんに腹が立ってしまうという時は、保護者の方がかなりお疲れである可能性があります。
無理をせずに、育児サークルや、子育て支援の場で、支援を求めることもご検討ください。
イタズラ盛り、反抗期のお子さんとお話ししていて感情的になってしまったら、
「イライラしちゃったから窓を開けるね。また後でお話ししよう」
エスカレートする前に話を一度止めてみるのもいいでしょう。
流水で手を洗うことも冷静になるきっかけになります。
クールダウンして、本当に伝えたかったことは何なのかを考えたり、お子さん側の事情を考える時間などが持てるようになるかもしれません。
一人で怒りが収まらない時は誰かに話してみるのもいいでしょう。ご実家に電話してみる、お友達にメールしてみる、SNSでつぶやいてみるのだってかまいません。
どうしてもダメなら、相談の電話をかけてみてもいいのです。
困ったときには助けを求めることができるのだということを忘れずにいましょう。
全国共通ダイヤル 24時間子供SOSダイヤル (0120-0-78310)
窓を開けて遠くまで眺めてみると、多くの人たちの生活を感じることができます。
他のお家でも自分と同じように困っている人がいるのかもしれないなと思うと、また子どもに向き合う勇気と元気が湧いてきます。
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参考・外部リンク
https://www.savechildren.or.jp/oyakonomikata/anata-no-mikata/soudan/
厚生労働省「親子のための相談LINE」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29751.html
playListのラジオ (Podcast) 番組
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