困った時の声かけ | あそびと声かけ | 絵本と声かけ |
0-2歳の声かけ | 3-5歳の声かけ | 小学生の声かけ |
【2-3歳向け】賃貸なのに子どもが落書き・シール貼ってしまう問題の対処法
コツは「やめさせる」という思考から「ただしい場所を提供する」と考え方を転換することです。
声かけのシーン(背景・導入)
賃貸で住んでいらっしゃる方、子どもが油性ペンやクレヨンで壁に落書きをしてしまった。
いたるところにシールを貼りまくって、後が残ってしまった。
という経験はありませんか。
「子どもの手の届く範囲にペンやクレヨン、シールを置かない。」
「きちんと管理する。」
なんてことが出来ればいいのですが、つい置きっぱなしにして、目を離したスキに
「あーやられたー!!」
みたいな経験をお持ちの方も多いのではないかと思います。
ちなみに、我が家ではは新築の時に子供に壁紙に大きくなみなみ線を描かれたことがあり、半泣きで消しました。
このようなことにならないような、おすすめの対策を紹介させていただきます。
コツは「やめさせる」という思考から「ただしい場所を提供する」と、考え方を転換することです。
実際、2-3歳というのは、まだ衝動を抑制することが難しい時期です。
いざ「書きたい!描きたい!貼りたい!」と思った時に、その熱い思いをコントロールして、一旦やめるということが非常に難しいです。
なので、無理にやめさせるのではなく、子供の好奇心や探求心、創造意欲をそのままに、正しく遊べる書いたり、描いたり、貼ったりできる場所を提供していきます。
広告部分
こんな「声かけ」がおすすめ!
やることは2つです。
①落書きをしていい場所、シールを貼っていい場所を決める。
②子どもには「やめて」と言うだけではなく、具体的な指示を出す。
理解しやすいものが段ボールハウスです。
「今日からここが○○ちゃんだけのスペシャルなお家ね。」
「かわいくシールとかお絵描きしてみようか。」
「このおうちには沢山シールを貼っても大丈夫だよ。」
もし、違う場所に描いたり貼ったりしていた場合は
「そこは○○ちゃんのお家ではないので×です。」
「お絵描きをするのは○○ちゃんです。」
「壁ではなく、○○のお家を可愛くしてください!」
「お絵描きをする場所は■■です。」
と注意します。
※小さいお子さんには「〇や×」で注意すると意味が伝わりやすいです。
段ボールハウスには窓や扉・カーテンなどを付けると、とても喜びます。
また、段ボールだけではなく、他にも様々なお絵描き・シール貼りのスペースを作ることが出来ます。
・小さな黒板・ホワイトボードの設置
・インドアテントを作り、その中でなら自由に出来る
・大きな模造紙を壁に貼り付ける
・窓に貼る透明なシートにお絵描き
・新聞紙の上でお絵描きをする
これらを色々組み合わせて、子どもが楽しみながらも親が気楽にお絵描き・シール貼りを見守っていられるといいですね。
閲覧数
261
いいね
3
こんなお子さんにおすすめ!
材料:
●大きな段ボール
(ホームセンターや家電量販店に聞くと大体もらえます)
●既製品の段ボールハウス