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子どもが飲み物をわざとこぼす!親を困らせて楽しむ理由や対処法を紹介します
声かけのシーン(背景・導入)
やってはいけないことを何度もしてしまう子どもたち。
・走ってはいけないと言っても走る
・投げてはいけないものを投げる
・コップに入れた飲み物をわざと床にこぼす …など
こちらが「これはいけないこと」「ダメ」と何回言っても変化は見られず。
それどころか、まったく響いていないときもあります。
では、何度注意してもやめられないのはなぜでしょうか?
ここでは「飲み物をわざとこぼす」を例に、考えられる理由をいくつか挙げてみます。
【飲み物をわざとこぼす理由】
・親の反応を見て楽しんでいる
・飲み物がこぼれる様子を見て楽しんでいる
・途中で満足していらなくなった
・飲むときに何か気に障ることがあった(コップや中身が気に入らない)
このほかにも、さまざまな理由があるかもしれません。
では、子どもがわざと困った行動をとるとき、いったいどんな声かけをすればやめることができるのでしょうか?
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おすすめの声かけ
子どもがやってはいけないことをしてしまったとき。
1歳ごろの子どもに「ダメ」と頭ごなしに叱っても、どうしてダメなのかがわからず、繰り返してしまいます。
とはいえ、「他の人の迷惑になることをしてはいけない」「食べ物を粗末にしてはいけない」などと話しても、年齢的に理解するのはまだ難しいです。
そこで、1歳ごろの子どもには「悲しい」「嬉しい」のように、自分(親)の気持ちを伝えてみましょう。
ここでは「飲み物をわざとこぼしたとき」の、子どもへの伝え方の例を挙げてみます。
【飲み物をわざとこぼしたとき】
①「大事なお水(飲み物)ジャーしたら、ママ(パパ)すごく悲しいな」と声かけします。
「ママ(パパ)は悲しい」という気持ちを子どもに伝えましょう。
泣きまねのような遊びの感じではなく、真剣に悲しい表情で気持ちを伝えます。
②コップを渡すときに、「お水いらなくなったらママ(パパ)に渡してね」と声かけします。
こぼしてからではなく、コップを渡すときに毎回声かけするようにしましょう。
③こぼさず飲めたときやコップを渡せたときにほめましょう。
「おいしく飲めたね」「全部飲めたね」
「ママ(パパ)にコップ渡してくれて嬉しいな」
など、こぼさず飲めたことやコップを渡せたことをたくさんほめてあげましょう。
大好きなママやパパの悲しい気持ちは、きっと子どもにも伝わります。
もちろん、嬉しい気持ちも伝わります。
やめることができたときには笑顔いっぱいで、嬉しい気持ちを伝えてあげましょう。
そして「偉いね」「がんばったね」と、たくさんほめてあげてくださいね。
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